2000年代の「NHKアニメ」No.1を決めよう! 印象に残っている作品は?
NHKは開局以来、教育番組や報道に力を注ぐ一方、アニメの制作にも取り組んでいます。どの作品も完成度が高く、多くのファンを抱えています。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では「2000年代のNHKアニメNo.1を決めよう!」というアンケートを実施します。2000年から2009年までに放送を開始した作品の中から、印象に残っている作品を教えてください(シリーズ作品は第1期スタート作品のみ対象としています)。
では、アンケートの対象のうち、5つの作品を解説します。
十二国記
小野不由美さんの小説『十二国記』は、2002~2003年にアニメ化されました。主人公の中嶋陽子、同級生の杉本優香と浅野郁也、3人の高校生が異世界で自分の居場所を探し求める冒険ファンタジーです。
思春期の心の機微を丁寧に表現しています。主要キャラが成長する姿とともに、妖魔や霊獣と強い絆を結ぶストーリーは感動的です。
学園戦記ムリョウ
2001年に放送された「学園戦記ムリョウ」は、 アニメ 「飛べ!イサミ」などのヒット作を生み出した佐藤竜雄さんが、原作・監督・脚本・シリーズ構成を担当しています。キャラクターデザインは吉松孝博さん、アニメーション制作はマッドハウスが担当しました。
宇宙規模の大事件を描いたSFアクションで、主人公の統原無量(すばる・むりょう)が不思議な能力で戦うシーンはカッコイイの一言。
ツバサ・クロニクル
「ツバサ・クロニクル」は、CLAMPの人気コミックス『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』を元に制作されたアニメです。2005年に第1期、2006年に第2期が放送されました。
少年少女の純愛を題材にしたロマンチックな物語で、主人公の小狼が幼なじみのサクラを救うため、壮絶な戦いに身を投じます。2人の恋模様だけでなく、かつてCLAMP作品に登場したキャラの活躍も見どころです。
電脳コイル
2007年に放送された「電脳コイル」は、原作・脚本・監督を磯光雄さんが担当しています。インターネットの情報を自由に閲覧できるツール「電脳メガネ」が普及している近未来を舞台に、不可思議な出来事が次から次へと起こるSFアニメです。
インターネットが普及した現代社会で人々が感じる孤独を、リアルに表現しています。実際の世界と絡めたストーリーが評価され、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞に輝きました。
クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!
2009年に放送が始まった「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」は、食育を目的に制作されました。アニメと実写を組み合わせ、食べる喜びと料理の楽しさを子どもたちに発信しています。
アニメパートは、主人公の柊まいんが一流のアイドルをめざして奮闘するサクセスストーリーです。一方、実写パートは、アニメパートでまいんの声優を務める福原遥さんが柊まいん役を好演し、人気を集めました。
まとめ
2000年代のNHKアニメは、子どもも大人も夢中になれる名作がたくさんあります。アニメ好きの人は、お気に入りの作品や印象に残っているエピソードがあるでしょう。ぜひ鑑賞した思い出を振り返りながら、投票してください!
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