二ノ宮知子さんによる『のだめカンタービレ』は、音大生が主役のラブコメ漫画です。女性漫画誌『Kiss』で、2001年から2010年にわたって連載されていました。アニメ化やドラマ化などもされ、音楽好きはもちろん、ラブコメ好きな人からも幅広く支持されました。

　今回は、そんな「のだめカンタービレ」で好きなキャラをアンケート！　ぜひあなたが好きだと思うキャラを教えてくださいね。

野田 恵

　通称「のだめ」は、桃ヶ丘音楽大学ピアノ科2年生（第1話の時点）。明るく人懐っこい性格です。掃除や料理の腕は壊滅的にひどく、いわゆる汚部屋に住んでいます。奇声を発したり奇行に走ったりなど、千秋からは変態とも呼ばれています。しかし、実は並外れたピアノの才能があり、一度聞いた曲は楽譜なしでも弾きこなしてしまう絶対音感の持ち主です。

　将来は幼稚園か小学校の先生を考えていましたが、千秋に惹かれるうちにプロのピアニストになるべく、本気でピアノに取り組むようになります。

千秋 真一

　指揮者を目指すフランス生まれのエリート音大生で、世界的なピアニストの父と資産家令嬢の母を持つ一人息子。フランス語、ドイツ語、英語を使いこなし、金持ち、容姿端麗、頭脳明晰、家事もこなすなど、完璧主義者の超有能な人物です。しかし、プライドが高く少しわがままな面も。

　マンションの部屋が後輩ののだめと隣同士だったことから彼女と関わるようになり、自由奔放なのだめに振り回されつつも、徐々に惹かれ合い恋人関係に発展します。

フランツ・フォン・シュトレーゼマン

　世界的に有名なドイツ人指揮者で、千秋の師匠です。鋭い音楽性と、どんな人間にも才能や資質を見抜く力を持ち、音楽家や指揮者としては超一流です。

　ただし、私生活では大の女好き。隙あらば行きつけのクラブに通い、そこでセクハラまがいのいたずらをすることも。のだめのことは大のお気に入りです。

峰 龍太郎

　ファザコンのヴァイオリン奏者で、千秋とのだめの親友です。千秋と同じ年ですが、留年してのだめと同じ学年になりました。幼少期からヴァイオリンを始め、ジュニアコンクールでは3位になる実力がありました。

　物語の序盤ではエレキヴァイオリンを愛用していましたが、千秋と出会うことで、クラシックの道を極めようと決意します。

奥山 真澄

　アフロヘアーと口髭が特徴の、男性でありながら乙女の心を持った打楽器奏者。ニックネームは「真澄ちゃん」です。千秋に片思いをしており、のだめを敵視していましたが、ある勝負をきっかけにのだめと仲良くなります。

　キャラの立った個性的な人物ですが、ティンパニー奏者としてはとても優秀。人間メトロノームとも言われるほど正確なテンポを刻むリズム感覚の持ち主です。

黒木 泰則

　実力派のオーボエ奏者で、リード作りを日課兼趣味にしているという真面目キャラ。のだめに一目惚れをし、彼女を「恵ちゃん」と本名で呼ぶ数少ない人物です。

　実直で義理堅い古風な性格と風貌をしているため、海外のクラシックを演奏しても、いぶし銀の雰囲気を漂わせます。ヨーロッパの音楽関係者も唸らせるほどの演奏力の持ち主です。

フランク・ラントワーヌ

　「パリ編」で、のだめが暮らすアパルトメンの住人の一人。のだめと同じコンセルヴァトワールのピアノ科に通うフランス人学生です。ほかの演奏者から競演をよく頼まれるほど信頼度の高い人物。のだめも好きな「プリごろ太」をはじめとする日本のアニメや漫画が大好きなオタクです。

　最初はのだめに好意を抱いていましたが、のだめの強烈なオタクっぷりを見て、尊敬はできるけれど恋人にはできない、と諦めました。それ以降も音楽仲間＆オタク仲間として交流しています。

タチヤーナ・ヴィシニョーワ（ターニャ）

　彼女ものだめが住むアパルトメンの住人で、コンセルヴァトワールのピアノ科のロシア人学生。男好きで厚化粧の派手なギャルですが、化粧を落とした素顔は純朴です。17歳からパリに留学していますが、成績不振でピアノの腕はいまひとつ。海外で恋人を作ることを留学の理由としていますが、それにはある理由が……。

　黒木に第一印象ではあまり良い印象を持っていませんでしたが、彼のオーボエの演奏に感動し、徐々に親交を深め、恋人関係に発展します。

その他（コメント欄にお願いします）

　「のだめカンタービレ」には、ほかにも才能豊かな個性的で愛すべきキャラクターがたくさん登場します。選択肢にない人物に投票したい場合は、その他に投票してコメントでキャラクター名を教えてください。それでは投票、よろしくお願いします！

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