真っ先にスプーンですくい上げたのは豚肉とご飯の組み合わせです。
それぞれの具に施されている味付けを考えると、豚肉→カツの卵とじ→カレーソースの順番で味わうのがよさそうだと考え、まずは“豚丼エリア”から攻めていくことに。
豚肉自体は、牛丼チェーンでよく見かける甘辛なタレでじっくり煮込んだタイプではなく、しゃぶしゃぶのように茹でて、塩気をつけた印象の“さっぱり”させたタイプの具でした。
カツの卵とじとカレーソースとの関係性を考えると、味付けを濃くするのではなく薄めにすることで口の中でクドさを感じさせないよう工夫しているのかもしれません。筆者の視点からは、豚肉はさっぱりした味付けで正解かなと感じます。その影響かスムーズに食が進んでしまい、あっという間に“豚丼エリア”を完食してしまいました。
続いて、カツの卵とじをご飯といっしょに堪能。カツは衣が薄めでありながらも肉厚で、3種類の具を比べてみると過半数の面積を占めているほどのボリューム感です。
卵でとじられているのも影響しているのか、揚げ物にありがちな“サクッ”とした食感ではありませんが、口の中で衣がとろけて広がり、甘めで濃厚な味わいを楽しめます。
最後に味わったのはカレーソースとご飯の組み合わせです。カレーソースは少々の辛さを感じられますが、甘みがあってまろやかな作り。
あらかじめ、カツの卵とじを残しておいてカレーソースやご飯に絡ませると、カツカレーならぬ「カツ丼カレー」に変化します。卵でとじたことによる甘みのある味付けで、一般的なカツカレーとは違った味わいが楽しめるのが強みです。
黙々と食べ進めて、15分程度で3種類の具とご飯を完食しました。食べ終わってからの満足度は高く、高揚感を味わえるメニューではないでしょうか。
まとめ
よくばりコンボを実際に食べてみての印象は、“困ったときの救世主”メニューであると感じました。
恥ずかしながら筆者は外食する際、お店へ出かけてメニュー表を眺めているとつい目移りしてしまい、どの品物を食べようか選ぶのに苦戦しがちです。もし、カレーライスとカツ丼、豚丼をいっしょに食べたいとなれば、どれかひとつに絞るのもひと苦労。
しかし、富士そばのよくばりコンボであれば、一皿で3種類の味わいを楽しめるのが強みです。メニュー選びに苦戦しても、わずか780円(税込※)で別々の味わいが楽しめるのであれば、よくばりコンボを選ぶ価値は高いでしょう。
※ 2023年5月時点の販売価格。販売時期や店舗によって価格が異なる、取り扱いのない可能性があります
また、よくばりコンボと名乗りつつも、食べきれないほどのボリュームで品物が提供されるわけではないので、気兼ねなく注文できるのも強みです。ボリュームに満足できなければ「かけそば」を追加で注文することで、富士そばのメニューを満喫できるでしょう。
富士そばの公式Twitterアカウントでも、よくばりコンボに触れたツイートが見受けられます。“全部食べたい”を叶えてくれるスペシャルなメニューを、お近くの富士そばで味わってみてください!
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