富士そば「ほろほろ肉そば」を食べてみた！　赤坂店限定“豪快なスペシャルメニュー”の魅力とは

　手元にやってきた段階で大量の揚げ玉が入っているのに目が行きますが、このメニューがもつ最大の目的は肉です。

　“一枚岩”と表現してよいほど身が大きく、箸でつかもうとすると重量のある感覚に驚きます。豚のバラ肉がチョイスされているようで、「角煮をそのままかけそばにのせてみました」という印象を受けました。

　箸でほぐした肉から試しに食べてみると、口の中に入れた瞬間からすでに身がとろけはじめます。何度か身を噛んでいるうちに、じわりと甘い味付けが広がってきました。箸で身がほどけるほど柔らかく煮込まれているため、あっさり口の中で溶けていくかと思ったら噛みごたえも抜群。“これぞ肉”と呼べるほどの食感も味わえるのも魅力ではないでしょうか。
　
　肉をつゆへ浸すと、つゆのほどよい塩気と肉に施された味付けが合わさり“甘じょっぱい”味付けに変化します。肉を攻略したのち、そばをすすり始めると甘じょっぱい余韻を楽しめました。天ぷらをはじめトッピングの種類が多い富士そばですが、いつもとひと味違う雰囲気を“ほろほろ肉”から感じ取れます。

　肉自体のボリューム感も相まってか、他の富士そばのメニューより食べ終わってからの満足度がアップしているようにも感じました。そばも好きだけど肉も大好物なリピーターには魅力的なメニューかもしれません。

まとめ

　ほろほろ肉そばを実際に食べてみてチェックしてみて、「そばだけでなく、がっつり肉も食べたい」という人の夢を叶えられるメニューであると感じました。

　富士そばのメニューやトッピングをチェックしてみると、天ぷらやしゃぶしゃぶ肉、温泉玉子などの定番から、コロッケという“変わり種”まで幅広いラインアップです。しかし、現在は赤坂店のみで味わえる「ほろほろ肉そば」のような、がっつり肉も食べられるトッピングは希少価値が高いでしょう。普段選んでいるメニューの具やトッピングでは満足できず、もうひと押し欲しい人ならおすすめかもしれません。

　さらにボリュームを増やしたいなら、温泉玉子を追加トッピング可能。お昼時や夕飯など様々なシチュエーションに対応できるメニューです。

　じっくり煮込まれたほろほろ肉がのっているそばを味わえるのは、東京・赤坂のお店のみ。ぜひお近くに立ち寄った際は、富士そば赤坂店の“豪快なスペシャルメニュー”を味わってみてください！

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