「東京メトロ東西線」 のかわいいと思う駅名は?【人気投票実施中】
「東京メトロ東西線」は東京メトロの路線の中で、東京都心を東西に横切り、中野駅から西船橋駅までを結んでいます。千葉県まで路線が伸びているため、千葉方面から東京方面への通勤、通学にも便利で、利用者数は国内でも有数。駅名はそれぞれの地名などにちなんでおり、好きな駅名がある人もいるでしょう。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では「『東京メトロ東西線』でかわいいと思う駅名は?」というアンケートを実施します。響きや文字などでかわいいと感じる駅があれば、ぜひ投票に参加してください。それでは、以下に3駅をピックアップして紹介します。
神楽坂
神楽坂は坂の多い東京都内で牛込の早稲田通りにある坂の名前、およびその周辺の地名を指します。どこか楽しそうな雰囲気のある地名の由来は、西早稲田にある穴八幡宮のお祭りの神楽、また若宮町の若宮八幡神社の神楽、さらには九段北の津久戸明神にまつわる神楽など諸説あります。
いずれにしろ、神事に奏でられる神楽にちなんだものであることは確かそうで、荘厳さとにぎにぎしい雰囲気が共存する地名です。また、「神楽」という文字自体が躍り出しそうなわくわく感を思わせ、「かぐら」という読ませ方も何だかかわいい印象です。
木場
東京都江東区の駅名である木場駅の名前は、周辺の町名から取られました。木場という名前は、江戸時代に日本橋に集まっていた材木商が、深川近辺に貯木場を移して繁栄していたことからきているとされています。貯木場は、木材を水路で運ぶために川岸や沖合いに設置されていたとのことですが、現在の木場は沖合いが埋め立てられたことで、内陸に位置しているそう。
東西線の駅の中で、読み方が「きば」と2文字になるのはこの木場駅だけです。2文字というコンパクトな読み方が何となくかわいさを思わせるのではないでしょうか。
浦安
千葉県浦安市の浦安駅は、東京方面に向かう通勤・通学者の玄関口で、かつては東京ディズニーランドの最寄り駅でもありました。浦安という地名は、1889年に3つの村が合併したことにより生まれたもの。
初代村長の新井甚左衛門氏が、漁村であったこの地に「海⦅浦⦆が安泰であるように」との思いを込めてつけたといわれています。その他、「浦」という字が「心」を意味し、「安らかな心」を示すなど、諸説ある模様。「うらやす」という読み方には、どこか心を落ち着ける穏やかな雰囲気があるほか、海の安寧を思わせる字面も素敵です。
「東京メトロ東西線」 のかわいいと思う駅名は?
「東京メトロ東西線」の駅名は、東京都および千葉県の地形や性質が深く関わっていて、歴史をたどるだけでもとても興味深いです。東西線沿線に住んでいる人は、駅名にも愛着を持っているのではないでしょうか。それでは、以下のアンケートから投票をよろしくお願いします!
参考
- 東京メトロ東西線(Wikipedia)
- 神楽坂駅(Wikipedia)
- 神楽坂(Wikipedia)
- 木場駅(Wikipedia)
- 木場(Wikipedia)
- 浦安駅 (千葉県)(Wikipedia)
- 浦安市(Wikipedia)
- 浦安市/うらやすし(語源由来辞典)
- 浦安村の誕生(浦安市)