「岡山県の地名」であなたがカッコいいと思うのはどこ？【人気投票実施中】

岡山市中区

　岡山市中区は、岡山市の中心部に位置する区です。区の北部にそびえる「龍之口山」には、学問の神様としてまつられる「龍之口八幡宮」があり、受験シーズンには大勢の人が参拝します。この「龍之口」の名称にはカッコいい雰囲気がありますね。

　岡山市出身の著名な人物としては、第29代内閣総理大臣を務めた犬養毅が挙げられます。暗殺者に襲われた際に「話せばわかる」と犯人に説いたエピソードなど、沈着剛毅な振る舞いが語り継がれており、岡山市の印象アップにつながっているかもしれません。

倉敷市

　倉敷市は、岡山県で岡山市に並ぶ規模を誇る市です。岡山は「桃太郎」の伝説で有名な土地であり、倉敷市にも鬼退治の伝説が残る「楯築遺跡」などがあります。悪を倒すヒーローのひとりとしてなじみ深い桃太郎のイメージが、倉敷市にも根付いているのではないでしょうか。

　また、倉敷市はジーンズの町としても有名です。倉敷市の児島は国産ジーンズ発祥の地であり、今日も高品質なジーンズの生産・販売が行われています。ジーンズの聖地としてのおしゃれな雰囲気も、倉敷市の大きな魅力ですね。

備前市

　備前市の名称は、岡山県南東部の旧名である「備前国」に由来します。備前と聞いて歴史好きな人がまず思い浮かべるのは、戦国大名の宇喜多直家でしょう。宇喜多直家は知略に長けた人物として知られており、下剋上や暗殺もいとわず勢力を拡大しました。直家の跡を継いだ宇喜多秀家は豊臣秀吉に重用され、五大老の一人に任じられています。

　また、「備前焼」や「備前長船」といったキーワードが頭に浮かぶ人も多いでしょう。備前市は隣接する瀬戸内市とともに、昔から良質な焼物や刀剣を産出してきました。こうした歴史が、備前市のカッコよさの背景になっているといえそうですね。