「東京メトロ有楽町線」の歴史を感じる駅名は?【人気投票実施中】
東京メトロ有楽町線は、埼玉県和光市の和光市駅から東京都江東区の新木場駅までを結ぶ路線です。1974年に池袋 – 銀座一丁目間が開業して以来、50年近くに渡って多くの人に利用され続けています。
今回はそんな有楽町線をテーマに「『東京メトロ有楽町線』の歴史を感じる駅名は?」というアンケートを実施します。「響きに歴史を感じる」「歴史の勉強で見かけたことがある」といった駅名を教えてください。まずは有楽町線の駅を3つ紹介します。
護国寺
「護国寺駅(ごこくじえき)」は、文京区大塚5丁目にある駅。1974年の東京メトロ有楽町線開業当初から存在する駅で、駅の北側にある「護国寺」というお寺がそのまま駅名になっています。
由来になった護国寺は、江戸幕府5代将軍・徳川綱吉が建立したお寺です。徳川綱吉といえば、「生類憐みの令」で犬をはじめとした動物の愛護を人々に強要し、動物に対する当時の価値観を変えさせた人物として知られています。そんな徳川綱吉に関係する駅名であれば、ペットの健康にご利益がありそうですね。
桜田門
桜田門駅は千代田区霞が関2丁目にある駅。現在の皇居の内堀に造られた門のひとつであり、国の重要文化財にも指定されている「桜田門」が駅名の由来になっています。桜田門と聞くとやはり、1860年に起きた江戸幕府大老・井伊直弼暗殺事件「桜田門外の変」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
この事件には日米修好通商条約や安政の大獄といった歴史的出来事が関連しており、駅名からもさまざまなことを連想できますよね。また、1932年には昭和天皇の暗殺未遂事件も起きており、桜田門は何かと事件に関連深いようです。
辰巳
辰巳駅(たつみえき)は、江東区辰巳1丁目にある駅。1988年の東京メトロ有楽町線全線開業とともに開業した駅で、地名がそのまま駅名に使われています。
その辰巳の地名は、江戸城(現在の皇居)から見て十二支で表した辰巳の方向、つまり南東の方角に位置していることが由来です。空想上の生き物である龍と、死と再生の象徴とされるヘビを表す文字が使われている駅名がかっこいいですね。
「東京メトロ有楽町線」の歴史を感じる駅名は?
ここまで「東京メトロ有楽町線」の駅名から3つを紹介しました。あなたが東京メトロ有楽町線の駅名の中で、歴史を感じるのはどこでしょうか? それでは下のアンケートより、ご投票よろしくお願いします。