「九州新幹線」で美しいと思う駅名は?【人気投票実施中】
福岡県の博多駅から鹿児島県の鹿児島中央駅までを結ぶ「九州新幹線」。2011年3月に全線開業し、九州におけるビジネスや観光の足としての役割を担っています。
今回ねとらぼ調査隊では、「『九州新幹線』で美しいと思う駅名は?」というアンケートを実施します。あなたが美しいと思う駅名を教えてください。まずは編集部がピックアップした3つの駅を紹介します。
新鳥栖
「新鳥栖(しんとす)」駅は佐賀県鳥栖市にある駅で、九州新幹線と在来線である長崎本線が乗り入れています。駅舎は鳥の翼をイメージさせるような、曲線と3本ラインが印象的なデザインです。
「鳥栖」という地名は、読んで字のごとく「鳥の栖(すみか)」という意味。奈良時代に編さんされた『肥前風土記』によれば、この地に住む人々は鳥小屋を作り、つかまえた鳥を飼い慣らして朝廷に献上していました。そのため「鳥屋の郷(とりやのさと)」、「鳥樔(巣)郷(とすごう)」と呼ばれるようになり、鳥栖という地名が定着したのだそうです。
筑後船小屋
「筑後船小屋(ちくごふなごや)」駅は福岡県筑後市の、筑後広域公園の中にある駅です。九州新幹線のほか、鹿児島本線が乗り入れています。
駅名にある「船小屋」は、江戸時代、久留米藩が矢部川沿いに建てた船の格納小屋が由来だといわれているそうです。この格納小屋は「石船小屋」と呼ばれており、次第に現在の「船小屋」になったとされています。
鹿児島中央
鹿児島県鹿児島駅にある「鹿児島中央」駅は、九州新幹線の終着駅。鹿児島本線や指宿枕崎線も乗り入れるターミナル駅です。もともとは「武駅(たけえき)として設置され、「西鹿児島駅」と改称されたあと、九州新幹線一部開通にともなって「鹿児島中央駅」となりました。
ちなみに「鹿児島」という言葉の由来は、「鹿の子が多く住んでいたから」「火山を意味するカグという言葉から」など、さまざまな説があります。
「九州新幹線」で美しいと思う駅名は?
あなたが「九州新幹線」で美しいと思う駅名はどれですか? 選択肢は九州新幹線が停車する12の駅です。その駅を選んだ理由や、駅にまつわるエピソードなども、コメント欄にぜひお寄せください。たくさんの投票をお待ちしています!
参考
- 九州新幹線(Wikipedia)
- 新鳥栖駅(Wikipedia)
- 鳥栖市の紹介(鳥栖市)
- 筑後船小屋駅(Wikipedia)
- 船小屋温泉と夏目漱石(筑後市)
- 鹿児島中央駅(Wikipedia)
- 鹿児島県(地名の由来)