2010年にTBS系列で放送された異色の刑事ドラマ「SPEC（スペック）」シリーズ。「未詳」と呼ばれる警視庁の組織を軸に、特殊能力・SPECをもつ人物が起こした事件に立ち向かっていくストーリーは、多くの視聴者をくぎ付けにしました。2013年に公開された前後編の映画で本編は完結を迎えたものの、後にスピンオフや続編の配信ドラマが制作されている人気作品です。

　そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きな『SPEC』の登場人物は？」というアンケートを実施します。個性的すぎる登場人物が多数いるなかで、あなたが一番好きな登場人物を教えてください！　それではまず、物語の中心となった人物のなかから4人を紹介します。

当麻紗綾

　IQ201という天才的な頭脳と、並外れた記憶力を持つ未詳の一員。しかし、常に赤いキャリーバックを引きずり、身なりなど興味のないものには無頓着。口が悪くけんかっ早い性格で、エキセントリックな言動が目立つ変人です。大食漢でもあり、好物の餃子は基本的に10人前単位で頼むのがお約束。

　半紙に墨で情報を書き連ね、推理する姿も印象的な当麻。常に左腕をギプスで固定していますが、その真実が判明したとき、驚いた人も多かったことでしょう。

瀬文焚流

　未詳の一員である瀬文焚流は、警視庁特殊部隊（SIT）の元隊長。ある事件がきっかけで、未詳に異動してきました。ストイックで軍人気質な性格で、配属されてからしばらくは当麻の奇矯な言動を罵倒したり、暴力をともなうツッコミを入れたりしていました。ドラマが進んでいくにつれ当麻を認め、よき相棒となっていきます。

野々村光太郎

　演出を務めた堤幸彦さんのドラマ「ケイゾク」にも登場していたのが、野々村光太郎。定年後に嘱託として、未詳の係長に就任しました。昼行灯を自称しており、好物の柿の種が入った瓶を常に持ち歩いているというつかみどころのない人物。既婚者ですが、婦警の正汽雅とは不倫関係にあります。しかし人望は厚く、時折見せる「刑事の信念」には男らしさがありかっこいいですよね。

一十一

　一十一（にのまえ じゅういち）は、「この世界のキング」を自称する最強の「スペックホルダー」として登場しました。「一」と書いて「ニノマエ」と読む名字があることを、このドラマで知った人も多かったとのではないでしょうか。当麻とは因縁のある間柄で、当麻の左腕は彼との対決で切断されるに至っています。所有するSPECは「時を止める能力」とされていますが、その正体を見破った当麻によって最後には追い込まれることに。

あなたが好きな「SPEC」の登場人物は？

　「SPEC」シリーズに登場する人物の中から、4人を紹介しました。このほかにも、人の心を読めるSPECを持つサトリ、レモンをかじり未来を予知する冷泉俊明など、一癖も二癖もある人物が多数登場しています。

　今回のアンケートでは、今回紹介した4人を含めた15人を選択肢として用意しています。選択肢にない登場人物が好きな人は、「その他」へ投票のうえコメント欄にて人物名を書き込んでください。投票とともに、投票した人物の好きなところや作品の魅力などのコメントもお待ちしています！

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