「東京都の市区町村名」で美しいと思うのはどこ?【人気投票実施中】
日本の政治・経済・文化の中心地としての役割を担い、日々多くの人が行き交っている「東京都」。東京23区や多摩地域のほか、伊豆諸島や小笠原諸島などの島しょ部もあり、広範囲にわたって自治体が存在しています。それぞれの市区町村名にも歴史があり、漢字の並びや読みの響きなどが「美しい」と感じることもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、「『東京都の市区町村名』で美しいと思うのはどこ?」というアンケートを実施。あなたが美しいと思う東京都の市区町村名を教えてください! まずは、東京都の市区町村から3つの地名を紹介します。
千代田区
東京23区のほぼ中心に位置する「千代田区(ちよだく)」。その中心部には皇居があり、区の面積の約12%を占めています。また国会議事堂や各中央省庁など重要な政府機関が集まる「永田町」「霞が関」や、東京駅がある「丸の内」、本の街として有名な「神田神保町」などの街を抱えており、さまざまな魅力がある街です。
そんな「千代田区」は、1947年に麹町区と神田区が統合する形で誕生。その区名は、江戸城とともに発展してきたエリアということもあり、江戸城の別名である「千代田城」に由来するとされています。永遠を意味する「千代」という言葉もあって、縁起がよい地名ですね。
国立市
「国立市(くにたちし)」は、東京都の中央付近にある自治体です。多摩地域のなかでは狛江市に次ぐ面積の小ささながら、一橋大学のキャンパスなどを擁する文教都市としての顔を持ちます。自然豊かな環境や、都心へのアクセスにも優れている点も魅力です。
「国立」という地名は、国立市の前身である谷保村で土地の開発が行われた際、国分寺駅と立川駅の間に駅を作ったことから、双方の頭文字をとって命名された、とされています。「新しい国が立つ」という願いもあいまって、美しさを感じますね。
清瀬市
東京都の北部にある「清瀬市(きよせし)」は、埼玉県と接している街。西武池袋線が通る東京のベッドタウンとなっており、東京都内でありながら畑も多く残っているなど、のどかな雰囲気のなか暮らすことができます。
「清瀬」という地名は、1889年に付近の村々が一つの村として合併した際に名付けられました。その由来は諸説ありますが、合併が行われた上清戸村などにみられる「清戸」と、近くを流れる「柳瀬川」の字を合わせたものだとされています。
「東京都の市区町村名」で美しいと思うのは?
東京都の市区町村名から、3つの地名を紹介しました。今回のアンケートでは、東京都にある62の自治体名を選択肢にピックアップしています。さまざまな由来がある東京都の地名のなかで、あなたが美しいと思う地名に投票よろしくお願いします!
参考
- 都内区市町村マップ(東京都)
- 区の位置・面積・人口(千代田区)
- 千代田支部 区の特色(東京商工会議所)
- 区の起こり・由来(千代田区)
- 国立市の概要(国立市)
- 清瀬市(多摩の魅力発信プロジェクト)
- 市の歴史一覧(清瀬市)
- 市名の由来(清瀬市)