【感動ゲー】廃ゲーマーが選ぶ「映画のような感動が味わえるゲーム」10選

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 コロナ禍によって外出が制限される中、みなさんは自宅で何をしていますか? 前から見たかった映画、アニメ、ドラマを見ていたけど、最近なんとなく飽きてきた……そんな人もいるかもしれません。

 今回はそんな人達におすすめしたい物語性の高いゲーム10作品を「感動を味わえるゲーム」として紹介。いずれの作品も傑作映画にも劣らない感動が味わえるということを約束します。なお、先に紹介する3作品はいずれもSteamを含む複数のプラットフォームでプレイ可能なタイトルですので、気になった人は是非チェックしてみてください。

※以下、軽いネタバレを含みます

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大神

 本作は、太陽の神である主人公「大神・アマテラス」と相棒である「イッスン」が、闇に覆われた世界を救うべく旅をする物語。昔話をモチーフにしたストーリー展開、日本画のようなグラフィック、独自のゲームシステムなど、評価されるべきポイントは多岐に渡りますが、このゲームを名作たらしめる最大の要素は、なんといってもラストバトルでしょう。

 全ての元凶であるラスボスによって神の力を失ったアマテラス。そんなアマテラスを救ったのは道中で助け合った仲間たち、何度となく戦ったライバル、そしてイッスンとの絆でした。「これまでの物語は全てこの瞬間のための伏線だったのか」――数十時間にも及ぶプレイ時間の末に訪れた“負けるはずのないラスボス戦”の中で、多くのプレイヤーはそう思ったはずです。

 また、ラストバトルで流れる1曲「太陽は昇る」も本作を語る上では欠かせない要素です。この曲は『ファミ通』のゲーム音楽特集において「ゲーム音楽最高の1曲」の1位に輝いた名曲中の名曲。この曲を聞くだけで涙を流してしまうのは、きっと筆者だけではないでしょう。

 本作において唯一の欠点として挙げられるのは“難易度が低すぎること”。しかし、きっとこれは「どんなにゲームが苦手な人でもラストバトルに到達してほしい」という作り手の願いが込められているのでしょう。

「大神」公式サイトより
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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

 「ダンガンロンパ」シリーズの1作目。強烈な個性を放つ登場人物や、毒の多いテキストなどが人気のシリーズですが、“完成度が高い名作ミステリー”という側面も持っています。正直に言えば、 序盤から終盤まであらゆるところに伏線が張り巡らされているため、(ゲームを紹介する記事を書いておきながら言うのもなんですが)これほどストーリーの紹介が難しいゲームはありません。

 主人公・苗木誠は本来「超高校級の才能」を持った者しか入学できない希望ヶ峰学園に、偶然にも抽選で入学が認められた「超高校級の幸運」。しかし、苗木は入学式当日に玄関ホールで意識を失い、教室の中で目を覚まします。入学式が行われる体育館に移動すると、学園長を名乗る「モノクマ」という生物から「死ぬまで学園内で過ごすこと。外に出たければ殺人をすること」と告げられる――そんな絶望的な状況から物語は始まります。

 なぜ教室で目が覚めたのか、なぜ学園内に閉じ込められているのか。そういった謎の全貌は、ラストまで全く見えません。最後の「学級裁判」で訪れる怒涛の展開は、あらゆるミステリー好きに体感してほしいものです。

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」公式サイトより
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428 〜封鎖された渋谷で〜

 「428 〜封鎖された渋谷で〜」は2008年にリリース。「かまいたちの夜」シリーズや「街 〜運命の交差点〜」を手掛けるスパイク・チュンソフトのサウンドノベルです。

 舞台となるのは2000年代の渋谷。とある誘拐事件を中心に、5人の主人公が交わっていく群像劇で、「新米刑事」「ウイルス研究の第一人者」「チームのヘッド」「敏腕フリーライター」そして「ネコの着ぐるみ」という無関係な5人は、少しづつ“世界に影響を及ぼす大事件”に巻き込まれていきます。

 1人の主人公の何気ない選択が、他の主人公に大きな影響を与えることも。プレイヤーは5人の多角的な視点を駆使して適切な選択肢を選び、事件を解決に導いていくことになります。

 読み物としての高いクオリティを保ちつつ、登場人物の運命をプレイヤーに握らせるというゲームならではの手法で大きな感動を呼んだ本作。伊坂幸太郎作品のような群像劇が好きな人にオススメしたいタイトルです。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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