【社会人が選ぶ】「AIで世界と戦えると思う日本企業」ランキングTOP19！　第1位は「ソニー」【2023年最新調査結果】

　ねとらぼ調査隊では、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、社会人を対象に「AIで世界と戦えると思う日本企業」というテーマでアンケートを実施しました 。

　いま最も注目される技術の一つであるAI分野で、世界と戦えると思われているのは、どの企業だったのでしょうか。早速、結果を見ていきましょう！

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著者・編集者：としながアミ

東京都出身・在住のフリーライター。「エート文語制作」として活動中。より良い暮らしのためになる情報発信を心掛けつつ、保険・健康・働き方などの記事や、店舗・企業のインタビュー記事執筆を行う。好きなものはゲームと2.5次元舞台とお酒とお肉。

調査概要

【社会人が選ぶ】「AIで世界と戦えると思う日本企業」TOP19

第5位：パナソニック

　第5位は、「パナソニック」。得票率は6.1％でした。パナソニックは、1918年に松下幸之助が創立した「松下電気器具製作所」を源流とする会社です。従来から取り組んできた家電や住宅について、AI技術と掛け合わせる形での製品開発を行い、国内外に6つのAI研究開発拠点を設けています。

　投票者のコメントでは、「幅広く事業を展開しているから」（30代男性・研究/開発・東京都）、「家電から住宅まで扱う国内有数の大企業であり、知名度も高く、海外展開も積極的にしているから」（50代女性・営業/販売・山口県）といった声が寄せられました。

第4位：NEC（日本電気）

　第4位は「NEC（日本電気）」。得票率は8.3％でした。NECは、1899年に設立された会社です。パソコンやソフトウェア、ネットワーク構築などの製品・サービスを手掛け、AI関係では、製品開発だけではなく、コンサルや人材育成などのサービスも提供しています。

　投票者からは、「画像、言語などの分野において、AI技術を多数保有」（40代男性・コンピュータ関連以外の技術職・東京都）、「AI技術のレベルが高そうだから。培ってきた技術も豊富そうだから」（40代男性・公務員・愛知県）といった理由で支持されました。

第3位：富士通

　第3位は「富士通」。得票率は11.9％でした。1935年の創立以来、医療や金融、都市インフラなどさまざまな領域を高い技術力で支えてきたIT企業です。同社は、2023年から日本トップクラスの大学や理化学研究所とスーパーコンピュータ「富岳」を活用した大規模言語モデルの分散並列学習手法の研究開発を実施。日本の研究者やエンジニアが大規模言語モデルの開発に活用できるよう、現在も研究が行われています。

　投票者からのコメントでは、「スーパーコンピューター富岳に代表されるように高度な演算を必要とする分野に極めて強いから」（50代男性・営業/販売・大阪府）、「日本を代表するコンピューターのメーカーだから」（20代女性・金融関係・福島県）と、日本有数の技術力への評価が見られました。

第2位：トヨタ自動車

　第2位は、「トヨタ自動車」。得票率は17.6％でした。1937年に設立された日本を代表する自動車メーカーです。2016年にはアメリカで人工知能研究を目的とした研究所「Toyota Research Institute」を設立。「事故を起こさないクルマ」や屋内用ロボットの開発にAI知見を利用した研究を行っています。

　日本有数の会社であることもあり、「常に挑戦し続けている日本を代表する企業だから」（30代男性・金融関係・埼玉県）、「自動車分野で活躍して欲しいから」（20代男性・コンピュータ関連以外の技術職・東京都）といった、信頼と期待が感じられるコメントが多く寄せられました。

第1位：ソニー

　第1位は「ソニー」。得票率は18.0％でした。1946年設立の「東京通信工業」を前身とする会社です。AIを用いたデータ分析ソフトや、AI構築のための開発基盤の提供などを行っています。2020年にはグループ会社として「ソニーAI」を設立し、主にエンターテイメント分野への活用を目的としたAIの研究開発を進めています。

　投票者のコメントでは、「高い技術力と世界にその名が知られていて、人材が集まりやすいイメージがあるから」（40代男性・営業/販売・栃木県）、「技術力と品質の良さを持っているから」（40代男性・会社経営/役員・岩手県）、「世界的な人材とノウハウを持っているから」（30代女性・総務/人事/事務・宮城県）など、高い技術力を評価する声が集まりました。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！

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