「歯ぎしり」はお医者さんで診てもらえる? 医師が回答

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ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(6月4日放送)で、『歯ぎしり』について医師が解説した。

 リスナーから寄せられた健康に関する質問メール「歯ぎしりってお医者さんに診てもらえる?歯科でいいの?」に対し、東京衛生病院の医師が回答した。

 歯ぎしりは歯科の専門分野です。歯ぎしりを疑ったら、まず歯科を受診してください。

 歯ぎしりは寝ている間に歯をこすり合わせる習癖の事を言います。また、歯ぎしりの他にも、寝ている時に強く噛みしめる習癖もあり、それらを合わせて睡眠時ブラキシズムと呼びます。

 睡眠時ブラキシズムにより、歯のすり減り、知覚過敏、歯周病、歯や歯の根の破折、顎関節症、頭痛などの影響が出てきます。歯ぎしりの原因は、ストレスや遺伝、浅い睡眠が関与していると言われています。無意識の行動なので、「歯ぎしりをやめよう」と決断してやめられるものではありません。

 まずは、睡眠のコントロールとしてリラックスして睡眠に入る方法を考えたりしてみましょう。それでもなかなか歯ぎしりが改善しない場合は、歯やあごの関節を守るマウスピースを作ることをお勧めします。

 マウスピース治療が世界中で最も標準的な歯ぎしり対策です。保険適応で作れますのでかかりつけの歯科医院で相談をしてみてください。

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