原作者「世にも奇妙な物語だった……？」　アニメ＆実写「ギャルと恐竜」第1話に「蒼井翔太協力・ポプテピ作者ってなに？」「このギャルはどこへ？」などの声

　4月5日1時から放送が開始されたテレビアニメ＆ドラマ「ギャルと恐竜」の第1話に、ネット上では笑いや困惑など、さまざまな反応が渦巻いています。原作者の森もり子先生でさえ、

ギャルと恐竜を観てると思ったら世にも奇妙な物語だった……？

Twitterより引用

と困惑。

　原作である漫画『ギャルと恐竜』は週刊ヤングマガジンにて連載中。原作を森もり子先生、作画をトミムラコタ先生が手掛ける日常系（？）漫画で、酔った勢いで恐竜を家に入れてしまったギャル・楓と恐竜の日常を描いた漫画となっています。

Aパートは原作を再現していたが……

　「ギャルと恐竜」はAパート（前半）がアニメーション、Bパート（後半）が実写ドラマという構成になっています。Aパートのアニメは楓（CV.島袋美由利）が家で目覚めると、リビングに恐竜が座っている……という、原作通りの始まり方。ここまででネット上は「ギャルと恐竜はじまった！」という喜びの声や、あまりのゆるさに「30分もつかな？」といった声が見られました。

　Aパート終了時点では、恐竜のユルさやギャルとの関係に「癒される」など、ほんわかとしているツイートも多く見られました。

アニメファンが、勘づき始める

　ギャルと恐竜の制作会社は、「スペースネコカンパニー」と「神風動画」の共同制作。原作をなぞる本編の合間に挟まれるYouTube風のクレイアニメーション「恐竜チャンネル」があり、Twitterでは「恐竜チャンネルってなんだよ」と、突然のクレイアニメーションに困惑気味のツイートも多く見られました。

　神風動画は、アニメファンの中では大川ぶくぶさんの漫画『ポプテピピック』を原作としたアニメを制作した会社として知られています。ネコスペースカンパニーも、アニメ「ポプテピピック」で多くの動画を手掛けていました。

　放送が始まって数分、アニメファンの間では「これやべーやつだな？」「ポプテピ制作陣なのね」「実質ポプテピピックなのでは？」など、このアニメがどういうものになるのかを察していた人も見られました。

Bパート・実写ドラマの主演は見栄晴さん

　Bパートの実写ドラマが始まると最初に映ったのが、ベッドから起き上がり、恐竜を家に入れてしまった……と嘆く俳優・見栄晴さん。困惑する脳を整える間もなくそのまま物語は進んでいきます。

　さらに、アパートの大家役には「残酷な天使のテーゼ」などで有名な「高橋洋子」さんが女優として参加。そして物語終盤では、見栄晴さんが突然倒れてしまいます。

　すると、当たり前かのように、歌手・声優の蒼井翔太さんが登場。蒼井さんは謎の本を持ち、『……また失敗だ』と口に出すと、エンディングへ。

エンディングは高橋“竜”子

　ネット上では「『見栄晴と恐竜』唐突すぎて笑った。キングレコードは蒼井翔太を実写で出さないといけない呪いでもあんのか！？」「なんで部屋がギャル趣味のままなんだよ」などツッコミの声が止まりませんでした。

　さらに、エンドクレジットには「蒼井翔太協力・大川ぶくぶ」とあり、意味が分からないという声が続出。そして、エンディングテーマ「Peaceful Days」の歌声は、アニメファンならば耳馴染みのある高橋洋子さんの声でしたが、クレジットには「高橋竜子」と記載。ネット上では「今、高橋竜子って書いてなかった？」など困惑の声が止まりません。

　なお、ギャルと恐竜公式Twitterによる情報では、高橋竜子さんは高橋洋子さんの姉らしいです。そりゃそっくりでも不思議じゃないわ。

このギャルはどこへ？

　放送前に公開されていた「ギャルと恐竜」実写版PVでは、きちんと楓役に女性が出ていました。それを見ていた人からは「あのギャルはどこいったんだ」という疑問の声も見られました。

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