かっこいいと思う「JR外房線の駅名」はどこ?【人気投票実施中】
千葉県内を走る「JR外房線」は、千葉市の「千葉駅」から鴨川市の「安房鴨川駅」までを結ぶ鉄道路線。路線名の通り、房総半島の外側にあたる太平洋沿いを走行しており、自然豊かな景色も楽しめます。そんな外房線には27の駅があり、なかには「かっこいい」と感じる駅名がある人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、「かっこいいと思う『JR外房線の駅名』はどこ?」というアンケートを実施。あなたが外房線の駅名でかっこいいと思うものを教えてください! まずは、全27駅から3つの駅を紹介します。
蘇我
千葉市中央区の「蘇我駅」は、外房線と内房線が分岐する駅。また、京葉線の終点でもあります。東京方面へのアクセスに優れていることから、周辺はベッドタウンとしての役割も担っており、「アリオ蘇我」「フェスティバルウォーク蘇我」といった商業施設をはじめとしたお店も充実しています。
駅名は、1896年に開業した際の所在地「蘇我町」から取られています。この地名は古代日本の英雄・日本武尊(ヤマトタケル)の伝説に由来するもので、近くにはゆかりの深い「蘇我比咩神社」があります。歴史の深さはもちろん、「蘇る」という漢字が使われていることもあり、かっこよさを感じますよね。
勝浦
勝浦市にある「勝浦駅」は、少し歩くと勝浦湾の景色が広がっている抜群のロケーションが魅力の駅。付近には勝浦漁港があり、日本三大朝市に数えられる「勝浦の朝市」も有名です。近隣にはおいしい海鮮を食べられるお店が立ち並んでいます。
駅名にもなっている「勝浦」という地名は、古くは「桂浦」「勝占」などとも表記されていたようです。その由来は、「紀伊勝浦や土佐桂と関係があった」「開拓の祖である“勝占の忌部”から取られた」など諸説あります。「勝」という字が使われていることもあり、力強さを感じさせますね。
安房鴨川
鴨川市にある「安房鴨川」は、外房線と内房線の終点。外房線で「安房」がつく3駅のうちのひとつで、水族館「鴨川シーワールド」の最寄り駅でもあります。
市名にもなっている「鴨川」ですが、実際に市内を流れているのは「加茂川」。市名の由来は、古来から一帯が「賀茂郷」と称されていたとされることもあり、明治時代の町村合併の際に「鴨川町」と名付けられた、など諸説あるようです。旧国名の「安房」と組み合わせた駅名に、かっこよさを感じる人もいるのではないでしょうか。
かっこいいと思う「JR外房線の駅名」は?
JR外房線の駅名から、3つの駅を紹介しました。全27駅の中で、あなたがかっこいいと思う駅名はなんでしょうか? そう思う理由などのコメントとともに、投票お待ちしています!
参考
- 外房線の路線図・地図(ジョルダン)
- 駅の情報(蘇我駅)(JR東日本)
- 千葉県「蘇我駅」周辺は家賃が手ごろで生活も快適!8年住んで感じた住みやすさと魅力(LIFE LIST)
- 千葉市史 第2巻 近世・近代編 鉄道の開通(千葉市/千葉市地域情報デジタルアーカイブ)
- 神社を知る(蘇我比咩神社)
- 駅の情報(勝浦駅)(JR東日本)
- 勝浦漁港(千葉県公式観光情報サイト-まるごとe! ちば-)
- 勝浦市の紹介(勝浦市)
- 駅の情報(安房鴨川駅)(JR東日本)
- アクセス方法(鴨川シーワールド)
- 市史ミニ講座~市史ってなあに~(鴨川市)