「山形県の地名」でカッコいいと思うのはどこ？【人気投票実施中】

　東北地方の日本海側に位置する山形県。県内を貫いて流れる最上川沿いに、多くの街が集まっているのが特徴です。

　そこで今回は、山形県の市町村でカッコいいと思う地名をアンケートします！　字面や響きがカッコいいと感じる名称があれば、ぜひ投票に参加してください。まずは、県内の自治体から3つの市名について解説します。

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著者・編集者：たびと

元小学校教師。旅行が好きで、国内外問わず色々なところに行っています。旅先で見た風景や出会った人々の話を書きたいです。節約やライフハック、ライフスタイルに関するコラムも執筆します。

山形市

　山形県の県庁所在地であり、最大の人口を擁する都市でもある山形市。市内には山形新幹線が通じており、交通や経済の中心地となっています。

　山形という地名は、平安初期の『和名類聚抄』（わみょうるいじゅうしょう）の中に「山方郷」と記載されていたことが由来だとされています。山形が発展するのは、大名の最上氏が山形城を拠点としてからのことです。

新庄市

　山形県の北部、最上地方の中心都市である新庄市。江戸時代に新庄藩の城下町として整備され、松尾芭蕉も「おくの細道」の旅路で宿泊しています。1999年からは、新庄駅が山形新幹線の終点となっています。

　新庄の地名は、新庄藩の居城である新庄城が由来とされています。もともとは沼田城と呼ばれていましたが、新しくつくられた城（新城）ないし荘園（新荘）という意味で名付けられたとする見方が有力です。

天童市

　天童市は、山形市の北に隣接する人口約6万2000人の市です。駅周辺は天童温泉街としてにぎわっているほか、江戸時代にはじまった将棋の駒づくりが、伝統産業として有名です。

　どことなく神秘的でカッコいいその地名の由来として、天から2人の童子が舞い降りた伝説にちなんだ説があります。他方で、南北朝時代に南朝軍を率いた北畠親房の孫の「天童丸」が、この地に城を築いたことにちなむとも伝えられています。

「山形県の地名」でカッコいいと思うのは？

　山形県内には、平成の大合併を経てなお、たくさんの市町村があります。地域に古くから根差した地名が多く、中にはカッコいいと感じられるような名称もあるでしょう。ぜひ、投票理由などのコメントを添えて、投票に参加してみてください！

参考

• 【1日140本】仙台～山形の移動に便利な高速バス「仙台-山形線」のご紹介！運賃は？鉄道に比べてどう？（バスにっき）
• 山形県について（山形県）
• 市の概要（山形市）
• 市の概要（新庄市）
• 「新庄」の地名の由来（民俗学の広場）
• 天童市のあらまし（天童市）
• 「天童」の名前の由来（天童市の観光ガイド）