「山口県の地名」でカッコいいと思うのはどこ?【人気投票実施中】
本州の西端に位置する山口県。江戸時代には長州藩毛利家の37万石の領地となり、幕末には、高杉晋作や山縣有朋など多くの偉人を輩出しました。
今回は、そんな山口県でカッコいいと思う地名をアンケート! みなさんが特にクールと感じる名称があれば、ぜひ投票に参加してください。ここでは、県内3つの市を取り上げて紹介します。
下関市
本州西端の山口県のさらに西端に位置し、関門海峡を挟んで九州と向かい合っている下関市。地元では「ふく」と呼ばれるフグをはじめとした海産物で知られるほか、SNS映えすると近年人気の角島大橋も下関市にあります。
下関の「関」とは海峡の意で、もともとは観光スポットの唐戸市場付近を「赤間関(あかまがせき)」と呼んでいました。一方、山口県南東部の瀬戸内海に臨む長島には「竈戸関(かまどのせき)」があり、いつしかこちらを上関、赤間関を下関と呼ぶようになり、地名として定着していきました。ちなみに上関の名称も、熊毛郡上関町として続いています。
山口市
島根県との県境から周防灘まで細長く伸びる、山口県の県庁所在地・山口市。守護大名・大内氏の本拠地として隆盛を極め、最盛期には「西の京」と称されるほどに栄えていました。今でも瑠璃光寺や常栄寺雪舟庭などに、当時の華やかな文化の面影を見ることができます。
そんな山口の地名の由来は、諸説あってはっきりしません。山道や鉱山など、何かしらの山への入口であったとするのが一般的なようです。ありふれた地名のように思えますが、その歴史を知ると、さらに趣が感じられるでしょう。
萩市
山口県の日本海側に面する萩市は、江戸時代に長州藩毛利家の居城があった土地です。風情の残る城下町は観光名所になっているほか、郊外には松下村塾や萩反射炉など、幕末期に関するさまざまな史跡が点在しています。
萩という地名の由来は、「群生林のあるツバキが縮まってハギになった」「ハギの生い茂った山があったから」など諸説あります。漢字一文字であるうえに、花が由来となっていることから、侘びしくもかっこいい響きに感じられますね。
「山口県の地名」でカッコいいと思うのは?
海あり山ありの山口県には、それらの地形や風土に由来するさまざまな地名があります。投票の際にはぜひ、みなさんがカッコいいと思う理由やそれぞれの街についてのイメージなども、コメントで教えてください! それでは、投票のほうをよろしくお願いします。
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