「岐阜県の市町村名」で美しいと思うのはどこ?【人気投票実施中】
「岐阜県」は、日本に8つある内陸県のひとつ。全国7位の面積を誇り、愛知県名古屋市にも近い南部には市街地が、北部にはたくさんの山々に囲まれた豊かな自然が広がっています。そんな岐阜県には21市19町2村の自治体があり、なかには読み方や漢字の並びが美しいと感じる名称もあるのではないでしょうか。
そこで今回は、「『岐阜県の市町村名』で美しいと思うのはどこ?」というアンケートを実施します。あなたが美しいと感じる岐阜県の市町村名を教えてください! それではまず、岐阜県の自治体から3市を紹介します。
岐阜市
岐阜県の県庁所在地である「岐阜市」。JR東海道線を利用すれば、名古屋まで20~30分で移動できることから、多くの人が暮らしているエリアです。さまざまな都市機能や生活に欠かせない施設・お店が集まっている一方で、身近に自然を感じることのできるバランスの良さも魅力の一つです。
「岐阜」という地名の由来は諸説ありますが、一説によると織田信長が稲葉山城(現在の岐阜城)に居城を移した際に改めて名付けたもの、と伝わっています。禅僧が中国の故事にちなんで考えたという3つの候補から選ばれたものとされており、信長も「岐阜」という言葉になにかピンとくるものを感じたのかもしれませんね。
美濃市
県北東部の「美濃市」は、日本のほぼ中心にある街です。「美濃和紙」の産地としても知られており、その歴史は奈良時代まで遡れるほど長いものといわれています。和紙の生産地として栄えてきた美濃市には、江戸時代の情緒を残す歴史的な商家群が残っており、「うだつの上がる町並み」として国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
市名としての「美濃」は、1911年(明治44年)に「上有知(こうずち)町」が「美濃町」と改名したことに由来しており、美濃和紙にちなんで名づけられたそうです。「美濃」とは旧国名の「美濃国」を指しており、古くから使われていた地名のようですが、その由来はさまざまな説がありはっきりとしていないようです。
飛騨市
県の最北端に位置する「飛騨市」は、2004年に古川町・神岡町・河合村・宮川村の2町2村が合併して誕生しました。総面積のうち約93%を森林が占めるという自然豊かな山あいの街で、“飛騨古川”こと古川町に広がる白壁土蔵の優雅な街並みや、神岡町にある研究施設に設置されている観測装置「スーパーカミオカンデ」などが有名です。
飛騨市はかつての「飛騨国」に属していたエリアで、古川は中心地として栄えたという歴史も持ちます。国名の由来は定かではありませんが、たくさんある山や谷が衣服の「ひだ」に似ているから、などさまざまな説があるようです。漢字表記は8世紀のころに定まったものとされており、どこか優美さがありますよね。
「岐阜県の市町村名」で美しいと思うのは?
岐阜県の自治体から、3市を紹介しました。今回のアンケートでは、岐阜県にある42の自治体を選択肢にピックアップしています。それぞれに由来がある市町村名のなかで、あなたが美しいと感じる名称に投票よろしくお願いします!
参考
- 岐阜県(J-LIS)
- 岐阜県の基本データ(ふふふぎふ)
- 岐阜市(ふふふぎふ)
- 岐阜から名古屋への通勤手段、時間、料金は?岐阜県のどのあたりに住むのがよいのか解説(Gifu Navi)
- 岐阜県の概要(岐阜県)
- 美濃市について(美濃市)
- 美濃和紙について(古川紙工)
- 美濃国(コトバンク)
- 飛騨市(ふふふぎふ)
- 市の概要(飛騨市)
- 山と海の幸を両方味わう!北陸新幹線で行く飛騨古川の旅(飛騨の旅)
- 新市まちづくり計画(飛騨市)
- 飛騨国(コトバンク)