1982年にYOSHIKIさんとTOSHIさんが中心となって結成した「X JAPAN」。数々の伝説を作ってきた、日本を代表するヴィジュアル系ロックバンドです。1989年に「X」としてメジャーデビューし、1992年に現在の「X JAPAN」と名前を変えて活動したのちに1997年に解散。2007年の再結成後には世界進出を果たし、海外でも高く評価されています。

　2023年7月には、グループの解散に悩みながらYOSHIKIさんが作詞作曲したシングル「Angel」を発売。約8年ぶりのシングルに歓喜しているファンも多いでしょう。

　そこで今回、ねとらぼ調査隊では「『X JAPAN』のシングルで好きな曲はどれ？」というテーマでアンケートを実施します。あなたのイチオシのシングル曲を教えてください！　それでは、編集部がピックアップした3曲をチェックしていきましょう。

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Silent Jealousy

　「Silent Jealousy」は、1991年に発売された6枚目のシングル。サードアルバム「Jealousy」からシングルカットされました。Xとして「NHK紅白歌合戦」に初出場した時に演奏された曲です。

　X JAPANにバンド名を変更した後、演奏する機会が減っていましたが、2008年に東京ドームで開催されたX JAPANの復活コンサート「攻撃再開 2008. I.V.～破滅に向かって～」で約15年ぶりに演奏されました。

　TOSHIさんが高音パートでのどを壊したなど、数々の逸話がある「Silent Jealousy」。高速の荒々しいサウンドと、交響曲の要素が組み合わさり、X初期の音楽性を象徴するスピードメタルです。この曲を聴いたことがきっかけで、メタルにハマったという人もいるのではないでしょうか。

Rusty Nail

　1994年に発売された10枚目のシングル「Rusty Nail」。オリコンシングルチャートで初めて1位を獲得した作品です。

　メロディアスなナンバーで、「Tears」に続く売上を誇り、ともにアルバム「DAHLIA」にも収録されています。

　1994年放送の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「君が見えない」の主題歌やスズキ「スイフト」のCMソングにも起用されたので、広く知られていますよね。

ENDLESS RAIN

　「ENDRESS RAIN」は、1989年に発売された4枚目のシングル。サードシングルの「紅」と同じく、メジャーデビューを飾ったアルバム「BLUE BLOOD」からシングルカットされました。

　かねてからYOSHIKIさんの才能を認めていた音楽プロデューサー・津田直士さんは、「感動的な名曲」「シンプルでありながら人の心を打つメロディーを生み出せるのはベートーヴェンやバッハと同じ領域」と絶賛。また、ローリング・ストーン誌はQUEENとガンズ・アンド・ローゼズを引き合いに出して、歌詞や構成を高く評価しました。

　そんな世界的に有名な「ENDRESS RAIN」は、高難度の演奏テクニックが随所に使われている、壮大なスケールのバラードです。YOSHIKIさんの感情そのものがメロディーに反映されていて、心に染み入りますね。

　また、1990年に公開された映画「ZIPANG」の主題歌に抜擢されているほか、アンジェラ・アキさんや中村あゆみさんによってカバーされ、多くの人たちに影響を与え続けています。

「X JAPAN」のシングルで好きな曲は？

　X JAPANのシングルから3曲を紹介しました。投票対象は24作品のシングルです。好きな曲が投票項目にない場合は「その他」に投票のうえ、コメントで作品名や選んだ理由を教えてください。 コメントも自由にお寄せくださいね。それでは、たくさんの投票をお待ちしています！

参考

• X JAPAN（Wikipedia）
• Angel (X JAPANの曲)（Wikipedia）
• Silent Jealousy（Wikipedia）
• ENDLESS RAIN（Wikipedia）
• ZIPANG（Wikipedia）