本日7月17日は「キャンディーズが解散宣言した日」です。伊藤蘭さん、田中好子さん、藤村美樹さんによるアイドルグループの「キャンディーズ」。1973年に「あなたに夢中」でレコードデビューすると、「年下の男の子」などヒット曲を連発します。1970年代を代表するグループに成長しますが、1977年7月17日に日比谷野外音楽堂のステージで「普通の女の子に戻りたい」と名言を残し解散宣言。解散コンサートは、1978年4月4日に後楽園球場で開催され大きな話題を集めました。

　今回は「キャンディーズが解散宣言した日」にあわせて、「『キャンディーズ』の一番好きなシングル曲人気ランキング」（2023月3月ねとらぼ調べ・回答数1618票）を紹介します。

　短い活動期間ながら、現在でも歌い継がれる楽曲を生み出してきた「キャンディーズ」。どの楽曲が人気を集めたのでしょうか？　さっそく結果を見ていきましょう！

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調査概要

第2位：やさしい悪魔

　第2位は「やさしい悪魔」でした。得票数は190票です。1977年3月にリリースされ、作曲はシンガーソングライターの吉田拓郎さんが担当しています。B面には「あなたのイエスタデイ」が収録されました。

　コメント欄には「キャンディーズの中でも衣装がかわいくて大好きですね」と思い入れを語ってくれた人がいました。当時の音楽番組出演時には、赤と黒の大胆な衣装でこの曲を披露。振り付けも斬新で話題を呼びました。これまでの清楚なイメージとは真逆の衣装とパフォーマンスに、驚いた人も多いのではないでしょうか。

　王道アイドルのイメージを覆すような楽曲でしたが、現在もなお愛され、多くのアーティストにカバーされています。

第1位：微笑がえし

　第1位は、256票を獲得した「微笑がえし」でした。1978年2月に発表されたこの曲は、キャンディーズの活動期間内ラスト・シングルにあたります。そのこともあってか、歌詞にはこれまでキャンディーズが世に送り出してきたシングル曲のタイトルや歌詞の一部がちりばめられています。

　キャンディーズの活動の集大成のような曲だけに、思い入れの強い人も多いのではないでしょうか。それだけでなく、引っ越しを連想させる表現や、引っ越しにともなう別れの切なさが詰まっています。引っ越しのお祝い返しを微笑みにする、という歌詞の意味合いをじっくり考えさせられてしまいますね。

　コメントでは、「キャンディーズがこの曲をヒットさせている頃（小4が終了し小5になる前の春休み）初めての引っ越しをしました　他人ごととは思えず切なくて甘酸っぱい気持ちになります」とエピソードを教えてくれた人もいましたよ。

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