【競馬】「クラシック二冠馬」であなたが好きな競走馬はなに?【2023年版・人気投票実施中】
日本中央競馬会(JRA)が主催する「皐月賞」「東京優駿(日本ダービー)」「菊花賞」のうち、いずれか2つのレースを制した競走馬を称する「二冠馬」。三冠すべてを制覇した競走馬ももちろん偉大ですが、日本競馬の長い歴史において二冠を制しただけでも、わずか二十数頭ほどしか達成していない大きな功績です。
そこで今回ねとらぼ調査隊では、「クラシック二冠馬で好きな競走馬は?」というアンケートを実施します。これまでクラシック二冠を獲得した競走馬の中で、あなたが好きなクラシック二冠馬を教えてください。まずは、歴代の中から3頭の二冠馬を紹介しましょう!
カブラヤオー
「カブラヤオー」は1974年から1976年にかけて活躍した競走馬。生涯で13戦11勝の成績を残し、クラシック競走のうち皐月賞と日本ダービーを制しています。「狂気の逃げ馬」と称されるほどの超ハイペースな逃げ戦法が、この馬の大きな持ち味です。
三冠達成にも大きな期待を寄せられましたが、残念ながら屈腱炎の影響で菊花賞は出走できませんでした。しかし、皐月賞と日本ダービーいずれも、短距離馬のような驚異的なハイペースで逃げ切り勝ちを収めています。
トウカイテイオー
「トウカイテイオー」は1990年から1993年にかけて活躍した競走馬。生涯で12戦9勝の成績を残し、クラシック競走のうち皐月賞と日本ダービーを制しています。皐月賞と日本ダービーいずれも大外枠という不利な条件だったにもかかわらず、見事なレース巧者ぶりを発揮し、父である“皇帝”シンボリルドルフと同じく無敗での二冠を達成しました。
その後のトウカイテイオーは、まさにケガとの戦い。幾多の試練を乗り越え、何度も復活劇を見せたその活躍は“奇跡の名馬”と称され、現在でもファンに多くの感動を与えています。たらればを言い出せばきりがありませんが、もしも骨折をしていなければ、日本競馬の歴史はまた変わっていたかもしれません。
ミホノブルボン
「ミホノブルボン」は1991年から1992年にかけて活躍した競走馬。生涯で8戦7勝の成績を残し、クラシック競走のうち皐月賞と日本ダービーを制しています。皐月賞と日本ダービーはいずれも圧勝劇を披露し、余裕の二冠達成となりました。
しかし、続く菊花賞では生粋のステイヤーであるライスシャワーに僅差で敗れ、惜しくも三冠達成はならず。ですが、特筆すべきは生涯でその一度しか負けていないうえ、それもわずか1馬身1/4差での2着だったこともあり、決して実力で大きく劣っていたわけではないという点でしょう。その意味では、歴代の二冠馬の中でも三冠に最も近かった馬といえるかもしれません。
「クラシック二冠馬」であなたが好きな競走馬はなに?
ここまで、歴代のクラシック二冠馬から3頭を紹介しました。二冠馬の中には、三冠達成を期待されつつもケガなどで出走できず、惜しくも涙をのんだ競走馬も数多くいます。それらの馬がもしすべてのレースで元気に走れていたらと想像してしまう人も少なくないはず。そんな二冠馬たちの“ドラマ性”もまた、多くの競馬ファンを惹きつける魅力ではないでしょうか。
選択肢には、2023年7月時点でクラシック二冠を達成した競走馬26頭を用意しています。あなたが一番好きな歴代のクラシック二冠馬にご投票ください。なお、今回のアンケートでは日本ダービーとNHKマイルカップを制した際に称される“変則二冠”は含めていませんのでご注意ください。
また、各競走馬の魅力や印象に残っているレース展開、エピソードなどもぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!