本日8月1日は「水の日」です。1997年に日本では毎年8月1日を「水の日」、そこから1週間を「水の週間」に設定。さらに、2014年に「水循環基本法」が施行されたことから、法律で定められた「水の日」に位置づけられました。国、地方公共団体、事業者、民間の団体が連携して、水の大切さを国民に対して啓蒙する活動を実施しています。

　今回は「水の日」を記念して、「『水がおいしい』と思う都道府県ランキング」（2023年6月ねとらぼ調べ・回答数564票）を紹介します。

　全国には名水を売りにしている自治体もあります。はたして、多くの国民から「水がおいしい」と評価を得たのは、どの都道府県になったのでしょうか？

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調査概要

第2位：熊本県

　第2位は「熊本県」でした。

　県庁所在地である熊本市は人口約74万人が使う水道水を全て地下水で賄っており、人口50万人以上の都市の中では日本で唯一。美しく豊かな地下水をふんだんに有している県です。

　太古に4度の大火砕流噴火を起こした阿蘇火山によってできた地層は隙間が多く、水が浸透しやすいため地下に豊富で良質な水が蓄えられるそうです。「湧水をほぼそのまま水道水として飲むことができるのでとってもおいしい」とのコメントも頂きました。

第1位：富山県

　第1位は「富山県」でした。

　北アルプス・立山連峰の山々に降り積もる雪、県土面積の約67％を占める森林など、おいしい水の宝庫として知られる富山県。特に立山連峰に積もった大量の雪は夏でも消えない“雪のダム”となり、真夏でも豊富で清冽な水を供給しています。

　富山の水が持つ“きれいさ・ゆたかさ・優れた水環境”を「とやまの名水」として選定しており、県内外から多くの人が訪れています。剱岳の山間に湧く「穴の谷の霊水」、昔100日間の大干ばつから村人を救った命の水として信仰された「不動滝の霊水」など、観光にもおすすめされる名所が多数あります。

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