茅ヶ崎市の茅ケ崎駅から相模原市の橋本駅までを結んでいる「相模線」。神奈川県民にとっては馴染みのある路線であり、県央地区での通学や通勤に利用している人も多いのではないでしょうか。

　ねとらぼ調査隊では、2023年7月22日から7月29日にかけて、「『相模線』でカッコいいと思う駅名は？」というテーマでアンケートを実施していました。今回の投票では、合計で2021票が集まりました。投票していただきありがとうございます。

　さまざまな駅の中で、一体どこが人気を集めたのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう。

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調査概要

第2位：原当麻

　第2位は、239票を集めた「原当麻」です。相模原市南区に位置しており、下溝駅、番田駅と隣り合っています。読み方は「はらたいま」であり、神奈川県の難読駅名としても有名です。駅周辺は大きな商業施設はなく、全体的にのどかな空気が流れています。

　相模原といえば神奈川県でも内陸部に位置する場所として知られていますが、横浜であれば約1時間、品川や東京であれば1時間半以内でアクセス可能。ベッドタウンとしての人気もあります。

　原当麻駅の名前の由来は、時宗（浄土教の一宗派）に帰属している「当麻山　無量光寺」とされていますが、詳しいことは判明していません。山号である当麻山は、時宗開祖一遍が、大和国当麻を偲んで名付けられたという説が有力です。

第1位：茅ヶ崎

　第1位は、349票を集めた「茅ヶ崎」です。相模線の起点駅であり、相模線の他にも東海道本線が乗り入れています。湘南新宿ラインを利用すれば、渋谷や新宿などの副都心だけでなく、宇都宮などの遠方にもアクセス可能です。

　茅ヶ崎の駅名・地名は諸説ありますが、なかにはイネ科の植物「チガヤ」に由来しているという説も。チガヤが海岸に多く自生していること、そして海岸線が沖に突き出した地形を表現する名前として「茅ヶ崎」が使われるようになったとも言われています。

　実際に茅ヶ崎に住んでいる方のコメントには、「サザンビーチが有名。田舎の雰囲気がありながら不便が無く、こぢんまりした街で、心地良く暮らせています」という声もありました。国民的アーティスト・サザンオールスターズのゆかりの地でもあり、親しみを持っている人もいるのではないでしょうか。

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