「JR京都線」は、京都駅と大阪駅を結ぶ東海道本線の区間の愛称。JR西日本が1989年に開始したアーバンネットワークの主要路線で、現在はJR京都線の名称が定着しています。

　2023年7月2日～7月9日までの間、ねとらぼ調査隊では「JR京都線で美しいと思う駅名はどこ？」というアンケートを実施していました。美しい駅名として、最も高い支持を得た駅はどこだったのでしょうか。それでは結果を見ていきましょう。

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調査概要

第2位：長岡京

　第2位は、得票率16.1%の「長岡京駅」でした。

　長岡京駅は、京都府長岡京市にある駅でJR京都線のみが乗り入れています。1931年開業当時の名称は神足駅でしたが、1995年に現在の長岡京駅に改称されました。

　長岡京の名は、かつての都「長岡京」に由来します。784年に平城京から遷され、平安京に遷都する794年まで都として機能していました。平安京の基礎であり、やがて「幻の都」と呼ばれるようになった歴史も相まって美しいと支持を集めたのかもしれません。

第1位：京都

　第1位は「京都駅」です。得票率は18.2%で、2位の「長岡京」とは2.1ポイント差でした。

　京都市下京区に所在する京都駅の1日平均の利用者数は約13万人。JR西日本エリアで、大阪駅に次いで2番目に多い駅です。1877年に開業以降、改修工事を重ねており、現在の駅舎は4代目となります。

　京都の名称は、皇居のある土地を意味する「京」と、人々が多く集まるところを意味する「都」を合わせ、平安京のさらなる繁栄を願ったことに由来します。歴史に彩られた地名は、それだけで美しく思えてきますね。

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