「BUMP OF CHICKEN」は、藤原基央さん・増川弘明さん・直井由文さん・升秀夫さんの幼なじみ4人が集まったロックバンドです。2000年にメジャーデビューを飾り、あっという間にトップアーティストへと上りつめました。中でも藤原さんの紡ぐ叙情的な歌詞には文学のような美しさがあり、一度耳にしただけで忘れられなくなるような曲も少なくありません。

　そこで今回は、「『BUMP OF CHICKEN』のシングル曲で歌詞が好きなのは？」というテーマで人気投票を実施します。あなたが歌詞に胸を打たれたり、一字一句聞き込みたくなったりするのはどのシングル曲ですか？　まずは候補の中から3曲を紹介します。

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天体観測

　「天体観測」は2001年にリリースされたシングル曲。天体観測という一瞬を捉えるものをテーマに、過ぎ去った日々や今よりも幼かった頃に覚えた感情をイメージさせる歌詞が並びます。2002年には、この曲からインスピレーションを得た連続テレビドラマも制作されました。

　BUMP OF CHICKENのシングル曲ではもっとも多くの枚数を売り上げた曲であり、発売から20年以上経った今でも代表曲として知られています。YouTubeにアップされているMVが再生回数1億回を突破していることも、多くの人の心を惹きつけている証といえるのではないでしょうか。

ロストマン

　「ロストマン」は2003年にリリースされたシングル曲。藤原さんは、この楽曲の作詞におよそ9カ月もの歳月を費やしたといいます。静けさを感じさせるメロディーに乗る歌詞は、まるで過去の自分自身に語りかけるようです。

　「サヨナラ」という言葉が出てくることから別れや切なさを思わせますが、その一方で未来へと踏み出すような明るさもあり、聴けば聴くほどその世界観に引き込まれていきます。自分の境遇と重ねてみたり、勇気をもらったりと、さまざまな受け取り方ができるのも魅力ですね。

車輪の唄

　「車輪の唄」は2004年に発売されたシングル曲。歌詞には具体的な描写が多く、大切な人との長い別れが歌われていることが分かります。特に駅の改札を通り向ける部分は、映像がありありと浮かぶようで、ドラマや映画に出てきそうなワンシーンを思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。

　リズムはどちらかといえば明るく軽快で、そのぶん歌詞に登場する「僕」の心境にグッとくる人もいるでしょう。切なくなるけれど、同時に心が温かくなるような名曲です。

「BUMP OF CHICKEN」の曲で歌詞が好きなのは？

　ここまで、BUMP OF CHICKENのシングル曲から3曲を紹介してきました。これまでに発表されたシングル曲の中で、あなたが「歌詞が好き」と思うのはどの作品ですか？　おすすめのシングル曲が選択肢にない場合は、「その他」を選んでからコメント欄で教えてください。

　それでは下のアンケートより、投票をよろしくお願いします！