本日8月15日は「刺身の日」です。諸説のある記念日ですが、室町中期の官人「中原康富」が記した『康富記』が由来とされています。この書籍のなかで1448年8月15日に書かれた箇所に、現在の刺身と同じような食べ物の記述が残っています。

　そこで今回は「刺身の日」にあわせて、「『海の幸』がおいしいと思う都道府県ランキング」（2023年1月ねとらぼ調べ・回答数691票）を紹介します。

　日本では海岸沿いの各地で、さまざまな種類のおいしい魚介類が水揚げされます。鮮度抜群の刺身はごはんにもお酒にも合い、好きな人が多いのではないでしょうか？　はたして、多くの人から「海の幸」がおいしいと思われているのは、どの都道府県でしょうか。さっそく、ランキングを見ていきましょう。

「海の幸」がおいしいと思う都道府県ランキング

第2位：新潟県

　第2位は新潟県です。中部地方の中北部で日本海側に面し、本土337キロと離島の佐渡島・粟島の286キロを合わせた計623キロの長い海岸線を持ちます。

　特に人気の魚が「のどぐろ」。新潟県沖で水揚げされるのどぐろは、他地域の2倍以上の脂肪量があり、うま味の凝縮された高級な白身魚です。他には「佐渡寒ブリ」「ヒラメ」「南蛮エビ」や、かまぼこなどの魚肉練り製品もおいしく召し上がることができるでしょう。

第1位：富山県

　第1位は富山県です。北陸地方に位置する富山県は、北に富山湾を有します。富山湾は暖かい対馬海流と冷たい日本海固有水（深層水）で満たされており、約500種の豊富な魚が分布する「天然のいけす」とも呼ばれる漁場です。

　名物として、ブリ・ホタルイカ・シロエビが「富山県のさかな」と富山県から選定されています。特に氷見や魚津、滑川などで豊富な海産物が水揚げされており、魚津港から滑川港にかけてはホタルイカの群遊海面、蜃気楼を見ることのできるスポットにもなっています。

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