イギリスの大学評価機関であるクアクアレリ・シモンズは、160の主要な教育目的地を比較する「QS最高の学生都市ランキング」を発表しました。

　同ランキングは、さまざまな要因によって世界中の留学先をランキング化し、どの都市が学生にとって優れているかを評価したものです。日本の都市はランクインしているのでしょうか。それではランキングを見ていきましょう！

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（出典元：QS「最高の学生都市ランキングを発表」）

第2位：東京（日本）

　第2位は「東京」でした。

　日本で最も多くの大学を擁する東京は、今回のランキングではアジア圏でトップとなる総合2位を獲得。数ある大学の中でも世界28位にランキングされた東京大学を筆頭に、東京工業大学・早稲田大学・慶應義塾大学・一橋大学など18校が上位にランクインしています。新卒を採用した企業からの評価が非常に高いほか、該当都市での生活レベルや留学希望者の需要の高さを考慮した「魅力度」の高さも際立つ結果となりました。

　世界でも有数の人口を擁する東京は、世界的に見れば物価は安くないものの、生活水準や安全性が高く、最先端の技術に触れられる刺激的な都市。世界有数の投資銀行やグローバル企業の本社が集中しているため、優秀な人材がキャリアをスタートさせやすいところも人気を集めています。

第1位：ロンドン（イギリス）

　第1位は「ロンドン」でした。ロンドンは同ランキングで5年連続1位に輝いています。

　イギリスで最も多くの大学を擁するロンドン。世界6位のインペリアル・カレッジ・ロンドンを筆頭に、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン、キングス・カレッジ・ロンドン、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスなど18校が上位にランクイン。世界で最も多様性に富んだ都市のひとつで、さまざまな背景を持つ学生が集まっているところも高く評価されています。

　「ロンドン自然史博物館」「大英博物館」をはじめ、世界有数の博物館に無料で入場できるところや、大都会でありながら広域公園が多いところも魅力。また、ヨーロッパの産業の中心地であり、大手銀行の本部があるところも人気を集めています。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！