コロナ禍の聖火リレー、9割が「中止・縮小するべき」と回答【12万人の意見】

　東京オリンピック・パラリンピックの開催予定日まで、ついに残り100日となりました。3月25日に福島をスタートした聖火リレーは、4月13日から14日にかけて大阪を走行。もともと公道で行われる予定だったリレーは、無観客にした万博記念公園内で実施されました。

　新型コロナウイルスの第4波到来が叫ばれ、大阪では連日のように感染者数が過去最多を更新するなど、現在の国内はいまだ危機的な状況にあります。そんな中での聖火リレー継続には、疑問の声も多く上がっています。

9割が「聖火リレーを中止・縮小すべき」

　「Yahoo!ニュース みんなの意見」で実施中のアンケート「コロナ禍の聖火リレー、あなたの考えは？」（途中経過）によれば、現在までに12万人以上が投票し、最も多い意見は「全体を中止するべき」で79.4％。票数にして10万票を超えています。次に多い「規模縮小、一部中止して続けるべき」の10.5％と合わせると、約9割が「聖火リレーを中止・縮小すべき」と意見を表明している状況です。

　投票者たちのコメントを見てみると、「感染拡大につながりかねないイベントは中止し、その分を医療従事者の支援に当てるべき」「このご時世に全国を回るって……」「ワクチンもまだできていないのに」などの「聖火リレー続行反対派」の意見が目立ちます。

　一方で、「聖火リレーを実際に見学に行ったけど、勇気をもらった」「やると決まったなら気持ちよくやりませんか？」「中止をヒステリックに叫ぶ方が問題がある」など、聖火リレー続行に一定の理解を示す人々もいるようです。

ゴールまでは3カ月以上

　聖火リレーは今後、四国から九州・沖縄へと渡り、再び日本列島を北上して、7月23日の東京でのゴールまで3カ月以上続く予定になっています。オリンピック自体の開催も危ぶまれる中での聖火リレー継続、あなたはどう思いますか？

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