日本の伝統食として定着しているそば。全国では、田舎そば、茶そば、にしんそばなど、さまざまなそばが食べられています。年越しそばや引越しそばなど、物事の節目にそばを食べることもありますよね。

　ねとらぼ調査隊では、2023年8月6日から8月13日にかけて、「『そばの名店』が多いと思う都道府県はどこ？」というテーマでアンケートを実施していました。今回の投票では、合計で1104票が集まりました。ご投票ありがとうございます。

　さまざまなそばの名店がある中で、一体どのエリアが人気を集めたのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう。

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調査概要

第2位：長野県

　第2位は「長野県」です。標高が高く寒暖差のある長野は、そばの栽培に適し、おいしい水と相まって、その地のそばは「信州そば」として知られてきました。そんな長野では、日本三大そばの一つとして「戸隠そば」が有名です。

　戸隠そばの名店の1つは、長野市戸隠の「戸隠神社」門前にある「うずら家」。厳寒の真冬に石臼製粉し冷凍保存することで、甘みや風味が保たれたそばが特徴です。また、「大久保西の茶屋戸隠本店」も創業から390年以上の老舗として有名で、昔ながらのそば打ちの技法が今でも用いられています。

　投票者からは、「信州のくるみそばや辛み大根（ネズミ大根）の汁に信州味噌を加えたおしぼりそばもなかなかGOODですよ」というコメントも寄せられました。

第1位：新潟県

　第1位は「新潟県」です。新潟県といえば、魚沼地方発祥の「へぎそば」が有名。「布海苔」をつなぎに使い、「へぎ」と呼ばれる器に盛り付けられるのが特徴で、ツルツルとした食感や弾力のあるコシを味わえます。

　そんな「へぎそば」の名店の1つとして知られるのは、1922年創業の「小嶋屋総本店」。そば殻以外を全て石臼でひき込むことで、そばの味、香り、栄養成分を最大限生かすなど、自家製粉にこだわるお店です。

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