【麒麟がくる 第13話】息をのむ道三と光秀! 帰蝶の策略が光る「大河ドラマ『麒麟がくる』」ネット上の反応は?

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 「麒麟がくる」放送直前のおさらい! 前週の内容とネット上での評価をお届けします。

 主君・斎藤道三の教えを胸に、織田信長をはじめとする多くの英傑としのぎを削った智将・明智光秀。光秀は、深い思いやりのある為政者の頭上に麒麟が現れるという逸話を信じ、争いのない世界の実現を目指す。

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「麒麟がくる」第13話(4月12日放送)のあらすじ

 暗殺を企てた頼芸(尾美としのり)を攻めると息巻く道三(本木雅弘)。高政(伊藤英明)は、戦になったときには実の父と慕う頼芸側につくと明言し、光秀(長谷川博己)にも決断を迫る。

 道三を訪ね、この戦は身内同士が殺し合う、国をほろぼす戦になると訴える光秀。すると道三は、本当は戦をするつもりはなく、頼芸は追い出すが、あくまでもこれは国衆にカツを入れるための芝居だったと白状する。

その一方、頼芸を総大将に担ぎ出すべく鷺山城に集まる高政らの目前で、頼芸は恐れをなして早々に逃げ出してしまう。  (「麒麟がくる」公式サイトより)

「麒麟がくる」(C) NHK
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「麒麟がくる」第13話のネット上での評価

感情分析の結果

 ネット上での「麒麟がくる」第13話の評価は、「ポジティブ」が 75%となりました。

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第13話最大の盛り上がりポイントは20時40分ごろの道三が信長の通り道に先回りするシーン

 今回最も盛り上がったのは、20時40分ごろの道三の陣営が物置小屋から外をのぞき見るシーンです。信秀(高橋克典)が死去した後、尾張の国衆が続々と今川家に寝返りし、道三は織田家との和睦を続けるべきか否か考えていました。そこで、信長(染谷将太)の真価を探ろうとします。信長と道三が聖徳寺で面会する日、光秀をはじめとする斎藤家の重臣と物置小屋で待ち構えていたところ、長槍や鉄砲を持った武士の隊列が現れました。帰蝶(川口春奈)が手配したおびただしい数の行軍は、道三や光秀だけでなく、視聴者も圧倒しました。

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道三と光秀の会話に爆笑!

 第13話の序盤、美濃の行く末を思案する光秀は、道三の元を訪れました。両者それぞれ持論を展開する光景は、話題になっています。「道三『ワシが嫌いか』光秀『どちらかと言うと嫌いです』視聴者『せやろな』」「光秀くん『嫌いです』に対して斎藤道三(ちょっと傷ついた顔)。今までの鬼の所業は棚上げして、いちいち試すようなめんどくさい系上司にズバッと『嫌いです』と言っちゃう光秀くんに爆笑」など、2人の会話をネタにしたツイートが散見しています。

 合わせて、「『どちらかと申せば嫌いでございます!』十兵衛のこの率直な物言いは道三様には功を奏し、しっかり伝わった。けれど、将来信長との破綻に至る原因となる率直さかもしれない」と光秀の危うさを指摘する声も。言動から今後の展開に思いを巡らせることも視聴者の楽しみになっているようです。

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暗殺報復に衝撃が走る!

 第12話で頼芸に命を狙われた道三は、第13話で首尾よく美濃から追放する策を進めていきました。頼芸が惨殺された鷹を目撃するシーンは、道三の腹黒さが露呈し、視聴者に衝撃を与えました。「暗殺の報復が何ともえぐい」「土岐さまの鷹全滅シーンの虫の音が怖い」という感想が投稿されています。その他、「史実がどうかはさておき蝮の毒は頼芸の心の芯を見事に打ち砕いた。裏で手を汚した者の手腕も見事」と道三の謀略と共に、内通者による見事な隠密行動を褒めるコメントがありました。

 また愛称を呼びながら、鷹の亡がらを抱える頼芸の姿も印象的でした。「調べると本当に鷹好きな人だった」「鷹好きだったこと知らなかった! 勉強になったわ」などのツイートがあり、頼芸の人となりが多くの視聴者に伝わったことがうかがい知れます。

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秀吉の登場に興奮!

 第13話の中盤には、後に太閤となる青年・豊臣秀吉(佐々木蔵之介)が登場しました。「藤吉郎がやたら駒に絡んでくるのは女好きのエピソードからですよね」「『そうきたか…!』ってキャラで最高」「今は天真爛漫な藤吉郎君が豊臣秀吉としてどんな風に描かれるのか今後に期待大」と好評を博しています。佐々木さんの素晴らしい人物造形に多くの視聴者が興奮したようです。

 また、「“麒麟”になる秀吉が、これからは今川! って言ったのを先見性がないとは言えない。不穏な空気が漂っている中、今川ほど安定した力を持つ大名は他にいない。秀吉の考察はいたって常識的」など、先見の明を分析する書き込みもありました。三英傑の1人である秀吉の登場によって、さらに物語の重厚感が増大しそうです。

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まとめ

 サブタイトル「帰蝶のはかりごと」が付けられた第13回では、帰蝶が大健闘しました。父・道三を熟知した上で、信長を盛り立てました。女性ならでは、かつ娘ならではの視点で道三との戦いを収束させようとしたのです。そのような中、高政が実の父として慕っていた頼芸は、近江の国へと逃亡しました。道三に対する高政の憎悪は、今まで以上に強くなり、稲葉山城を脅かす因子となっています。混とんとする織田家と斎藤家、どのような方向に進むのでしょうか。

今回紹介した「大河ドラマ麒麟がくる 第13話『帰蝶のはかりごと』」はAmazonプライム・ビデオのNHKオンデマンドで視聴できます。

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次回は……

 道三は、信長との会見を通じて、彼に若き日の自分自身を重ね合わせます。「信長をよしなに」と記された帰蝶の便りを手にしていた光秀は、2人の様子を見て安堵します。結束力を強めた道三と信長は、どのような手法で今川家の脅威に対抗するのでしょうか。また、光秀・高政・道三の間で渦巻く人間模様も気になるところです。それぞれの挙動に目が離せません。

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