「名前がカッコいい」と思う横浜市の区はどこ？【人気投票実施中】

青葉区

　「青葉区」は、横浜市の北西部にある行政区。1994年に港北区と緑区の再編成によって都筑区と共に新設された、横浜市で最も新しい区です。区内を東急田園都市線が縦走し、いわゆる多摩田園都市と呼ばれる東京のベッドタウンとして発展しています。

　全体的に閑静な住宅街が広がっており、単身者からファミリー層まで暮らしやすいのが大きな特徴。区名は一般公募で選ばれたもので、得票数は1位が「青葉」、2位が「田園」だったそうです。木々に囲まれた美しい街のイメージや、さわやかなカッコよさを感じる人もいるのではないでしょうか。

神奈川区

　「神奈川区」は横浜駅の北側に広がる行政区。東部は横浜港と接しており、京浜工業地帯の中心的なエリアのひとつとなっています。交通利便性に優れ、ショッピングスポットも充実している一方、区内には反町や白楽といった市内の下町エリアも点在しています。

　区名の由来は、東海道五十三次の1つである神奈川宿。宿場町の面影はだいぶ失われましたが、ヘボン式ローマ字で知られるヘボン博士ゆかりの宗興寺や、横浜開港時にアメリカ領事館となった本覺寺といった歴史的なスポットがあります。県名と同じ名前ということもあり、愛着やカッコよさを感じる人も少なくないでしょう。

金沢区

　「金沢区」は、三浦半島に近い横浜市の南東端に位置する行政区です。鎌倉時代に、幕府が置かれた鎌倉からほど近い港町として栄えたという歴史を持ち、幕府の執権である北条氏の一門・北条実時が金沢文庫を創設したことでも知られています。

　このように、金沢の地名は古くから存在していましたが、もともとは現在の「かなざわ」ではなく「かねさわ」と読まれていたようです。現在では八景島シーパラダイスや金沢動物園、市内で唯一の海水浴場「海の公園海水浴場」などで有名な、海と緑のレジャータウンとして人気。長い歴史に基づいたカッコよさを感じる人もいれば、現代のイメージによるカッコよさを感じる人もいることでしょう。