リクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2023」を実施し、その結果を発表しました。全国には多くの大学が点在していますが、受験生たちからどのような評価を受けているのか気になるところです。

　本記事では関西エリアの高校生に大学のイメージを聞いた中で、「規模が大きい」のイメージ項目が高かった大学のランキングを紹介します。

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調査概要

（出典元：リクルート進学総研「高校生に聞いた大学ブランドランキング『進学ブランド力調査2023』」）

【関西の高校生に聞いた】規模が大きいと思う「大学」ランキングTOP10

第2位：近畿大学

　第2位は「近畿大学」でした。大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の大阪専門学校、1943年創立の大阪理工科大学を母体とし、新学制により1949年に設置された私立大学。「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、教育の目的である「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成を目的としています。

　近畿大学は2023年度の一般入試において、延べ志願者数15万2192人で全国1位となり、10年連続で全国1位を獲得。学生数も3万3493人で全国3位、西日本では1位の規模を誇っています。東大阪をはじめ、大阪狭山・奈良・和歌山・広島・福岡と、西日本に広くキャンパスを展開しているのもポイントです。

第1位：関西大学

　第1位は「関西大学」でした。大阪府吹田市に本部を置く関西大学は、1886年に創立された関西法律学校を前身とし、1922年に設置された私立大学。「学の実化」を理念とし、困難を克服し未来を切り開く強い意志と、多様性を尊重し、新たな価値を創造できる力を有する人材の育成を目的としています。

　総面積35万平方メートルを誇る千里山キャンパス、阪神甲子園球場の約11倍となる45万平方メートルの高槻キャンパスをはじめ、大阪を中心に東京にもキャンパスを展開。2023年5月1日時点で、学部・大学院などを含めて2万9797人の学生が在籍しています。「関西」という広い範囲を指すワードを名前に持つ点も、規模が大きいイメージにつながったのではないでしょうか。

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