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ポイント3. 性能

 続いて性能面を見てみます。基本的にはiPhone 8を踏襲しており、カメラは1200万画素/F1.8の単眼仕様と、市場の最新機種ほどではありませんが、日常使いには十分実用に足るものと思われます。

 特筆すべきはチップセットで、iPhone 11と同じA13 Bionicを搭載しています。「チップセットと言われてもよく分からない」という人も、端末の処理性能が上がれば各種動作が早くなり、またアプリやWebサイトは最新機種にあわせてどんどん要求性能が上がっていきますから、最新のチップセットを積んでいればそれだけ長く現役で使える、ということは分かっていただけると思います。

 まとめると、現時点で全価格帯を通じてほぼ最高性能のチップセットを積んでおり、「スマホは一度買ったら長年使い続けたい」という人には適しているモデルだと言えます。ただし、最高性能のカメラを求める人にとっては選択肢から外すしかないでしょう。

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ポイント4. ホームボタン

 SNS上の意見などを見ていると、多くの人が喜んでいるのが「ホームボタン」の存在です。ここ数年のiPhoneシリーズでは廃止されてしまったホームボタンが、iPhone 8ベースである新SEには搭載されており、古い端末に慣れている人にとってはおなじみの操作感で使用できます。

 ちなみに、旧SEに搭載されていたのは「物理ホームボタン」で、ボタンをカチッと押し込むことができました。新SEに搭載されているのは「Taptic Engine」と呼ばれる振動を生み出す仕組みを用いたホームボタンで、物理的に押し込むものではありませんが、操作感が大きく異なるわけではありません。

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