出入国在留管理庁では、ウェブサイトで「出入国管理統計統計表」を公開しています。これは日本に所在する港・空港について、外国人入国者数・外国人出国者数・日本人出国者数・日本人帰国者数を月ごとにまとめ、速報値として発表しているものです。

　今回はその中から、2023年8月のランキングを紹介します。日本と海外の往来について、多くの制限がなくなってから初めての夏となった2023年8月、多くの出入（帰）国があった港・空港はどこだったのでしょうか。早速見ていきましょう。

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調査概要

（出典元：出入国管理統計統計表 | 出入国在留管理庁）

「出入国者の多かった港・空港」ランキング

第2位：関西空港（163万4106人）

　第2位は「関西空港」で、2023年8月の出入（帰）国数は163万4106人でした。泉佐野市に所在する関西空港は、正式名称を「関西国際空港」といい、1994年に開港しました。

　海上の人工島に建設された空港で、これは世界で初めてのことです。ゴールデンゲートブリッジやスエズ運河などとともに「20世紀の10大プロジェクト」として、米国土木学会に認定されました。

　なお2023年冬には、「新国際線エリア」がオープンを予定しています。

【2023年9月26日11時10分　訂正】記事初出時、関西空港の住所が誤っていました。お詫びして訂正いたします。

第1位：成田空港（215万5936人）

　第1位は「成田空港」で、2023年8月の出入（帰）国数は215万5936人でした。お盆の期間にあたる2023年8月10日〜20日の11日間の旅客数だけをみても、国際線・国内線ともに2022年度の同時期と比べ増えており、特に国際線は同期比368.7％となっていました。

　千葉県に立地する成田空港は、正式名称を「成田国際空港」といい、1978年に開港。2023年には開港45周年を迎えています。2023年4月時点で119都市120路線が就航しています。

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