「2022年卒男子学生が注目する就職企業」ランキング 1位は「伊藤忠商事」【2021年最新調査結果】
文化放送キャリアパートナーズは、2022年卒業予定の学生を対象とした「就職活動 就職ブランドランキング調査」を行い、その結果を発表しました。
この調査は、「『就職』を重視する学生は『企業イメージ(企業価値)』よりも『仕事イメージ(仕事価値)』に重点を置く」といった仮説のもと行われているもの。就職者誘引度(学生が企業イメージと仕事イメージのどちらを重視したか、を数値化)と総得票数を掛け合わせたものを、「就職ブランド力」としてランキングを算出しています。今回は、男子学生の結果を見ていきましょう。
第3位:三菱商事
第3位は「三菱商事」でした。前年度前半の男子ランキングでは14位となっており、大きく順位を上げています。また、男子・女子を合わせた総合ランキングでは8位につけていました。
三菱商事は、伊藤忠商事や三井物産などと合わせて「5大商社」と呼ばれる大手総合商社の一角。2015年度の決算では資源・エネルギー価格の暴落で創業以来初の最終赤字を計上したことから、近年はローソンを子会社化するなど、非資源分野にも力を入れています。
第2位:日本生命保険
第2位は「日本生命保険」。総合ランキングでも2位、女子学生のみのランキングでは4位となっており、男子・女子問わず人気が高いようです。また、前年度前半の男子ランキングでは7位となっていました。
TOP10のうち5社が保険会社や証券会社、銀行など金融業界の企業で占められており、全体的に人気が高まっているようです。金融業界ではここ数年の間で採用職種や形態などに変化が起こっているなか、特に男子学生に受け入れられていることがうかがえます。
第1位:伊藤忠商事
そして第1位は「伊藤忠商事」でした。総合ランキングでも1位を獲得したほか、女子学生、文系ランキングでも1位、理系ランキングでは3位にランクイン。男女や文理問わず、幅広く人気を集めているようです。
総合商社の人気は高く、TOP50には3位の「三菱商事」のほか、30位の「三井物産」、38位の「住友商事」、44位の「丸紅」、46位の「双日」と大手総合商社が複数ランクイン。このなかでも「伊藤忠商事」は3年連続でトップになっており、根強い人気を維持しています。
ランキング30位~1位の全順位は、次のページからご覧ください!
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