【競馬】最も強いと思う2000年代の「日本ダービー優勝馬」はどれ? 【アンケート実施中】
日本中央競馬会 (JRA)が毎年5月頃に東京競馬場で開催する「東京優駿」、通称「日本ダービー」。1932年、競馬の本場であるイギリスのダービーステークスを手本として創設されました。サラブレッドの3歳馬(旧4歳馬)の中で最も優れた能力を持つ競走馬を決める、クラシック競争最高峰のレースとして位置づけられています。
そんな格式高い日本ダービーの歴史の中で、2000年代は話題性に富んだ優勝馬が数多く誕生しました。
そこで今回は、「2000年代の競走馬で最強だと思う『ダービー馬』は?」というアンケートを実施します。あなたが最も強いと思う「2000年代のダービー馬」に投票してください。では、アンケートの対象のうち、3頭を解説します。
キングカメハメハ
キングカメハメハは、2004年に行われた第71回日本ダービー優勝馬。後半に追い上げるスタイルが得意です。日本ダービーでは、残り600メートルの最終コースで怒とうの追い上げを見せ、見事1着でゴールしました。ちなみに、この時の2着馬はのちにディープインパクトに国内唯一の黒星をつけたハーツクライでした。
主戦騎手の安藤勝己さんは、「誰が乗っても勝てるほど強い馬」だったと、キングカメハメハを評価しています。引退後は種牡馬として皐月賞と日本ダービーの二冠を制したドゥラメンテや、アーモンドアイの父でレベルの高い香港スプリントを連覇したロードカナロア、三冠牝馬アパパネなど、数多くの名馬を残しました。通算成績は8戦7勝です。
ディープインパクト
ディープインパクトは、2005年の第72回日本ダービー優勝馬。現役当時には社会現象となるほどの人気と圧倒的な強さを誇った競走馬で、同年には無敗でのクラシック三冠を成し遂げています。
そんなディープインパクトも、もともとは小柄で非力な馬でした。しかし、本格的にトレーニングを開始しから、その類まれな才能を見せるようになります。デビュー前、初めて騎乗した武豊さんは「ヤバイ」と言って興奮するほど、期待値が高まったそうです。
引退後は、数々の重賞を制覇すことになる子どもたちを輩出し、種牡馬としても輝かしい成績を残したディープインパクト。2020年には息子たちの一頭であるコントレイルが、自身と同じく無敗での三冠を達成。親子2代による無敗の三冠馬誕生は、日本競馬史上初の快挙となりました。通算成績は14戦12勝(国内13戦)です。
ウオッカ
ウオッカは、2007年の第74回日本ダービー優勝馬。牝馬としては64年ぶり、史上3頭目の優勝を果たしました。また、父は2002年の第69回日本ダービーを制覇したタニノギムレットで、親子2代での優勝は史上5組目。父娘での組み合わせは史上初でした。
ちなみに名前の由来は、父よりも強くなってほしいという思いから、ジンベースのカクテルである「ギムレット」よりもアルコール度数の高い酒として「ウオッカ」と名付けられたそうです。
2007年度までは四位洋文さんとのコンビで大躍進を遂げ、その後は武豊さんやクリストフ・ルメールさんなどともコンビを組んで活躍。2008年度には、牝馬としてはエアグルーヴ以来11年ぶり史上2頭目となるJRA年度代表馬に選出されるなど、輝かしい成績を収めました。通算成績は26戦10勝です。
まとめ
ここまで、2000年代の日本ダービー優勝馬3頭を紹介しました。2000年代は、牡馬だけでなく牝馬も実力をつけ、日本競馬の歴史に刻まれる出来事が数多く生まれた年代でした。
そんな、たくさんの競馬ファンを魅了してきたダービー馬たち。今回は上記3頭を含め、第67回(2000年)~第76回(2009年)までの歴代ダービー馬10頭から、最も強いと思う競走馬にご投票ください。また、思い出に残るレース内容や各競走馬の魅力なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!