「旅客数が多い航空機の定期路線<ローカル線>」ランキングTOP30! 第1位は「羽田―鹿児島」【2022年最新調査結果】

ツイートする Tweet ツイートを見る
Share
LINE
hatena
Home

 国土交通省は「航空輸送統計調査」を行い、その結果を公式ウェブサイトで公表しています。今回はその中から「旅客数が多い定期路線<ローカル線>」のランキングを紹介します。

 なお「ローカル線」とは、新千歳、東京(羽田)、東京(成田)、大阪、関西、福岡、沖縄(那覇)の各空港を相互に結んでいる路線ではない、それ以外の各路線を指しています。

 日本に多くある航空機の定期路線のうち、多くの旅客が利用したローカル線はどれだったのでしょうか。さっそくランキングを上位から見ていきましょう。

【2023年11月12日14時追記】記事初出時、16位の空港の名称に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

advertisement

調査概要

調査期間2022年
調査対象幹線(新千歳、東京[羽田]、東京[成田]、大阪、関西、福岡、沖縄[那覇]の各空港を相互に結ぶ路線)以外の路線

(出典元:交通関係統計資料:航空輸送統計調査 – 国土交通省

advertisement

「旅客数が多い航空機の定期路線<ローカル線>」ランキング

画像:写真AC
画像:写真AC
advertisement

第5位:羽田―長崎(114万6598人)

 第5位は「羽田―長崎」でした。2022年の旅客数は114万6598人、運航回数は9686回です。羽田空港から長崎空港への所要時間は約2時間。2023年11月現在は、JAL・ANA・ソラシドエアの3社が就航しています。

 長崎空港は大村市にあり、長崎駅や長崎市内へのアクセスはバスが便利。特に空港リムジンバスは長崎市内までノンストップで移動できます。また、長崎空港は大村湾の海上に浮かんでいる空港という特性を活かして、船でテーマパークのハウステンボスまで移動することもできます。

advertisement

第4位:中部―新千歳(117万3003人)

 第4位は「中部―新千歳」でした。2022年の旅客数は117万3003人、運航回数は9667回です。中部国際空港と新千歳空港の間には2023年11月現在、JAL・ANAを中心に、ピーチ、スカイマーク、エア・ドゥなどの各社が就航しています。所要時間は約1時間40分です。

 「セントレア」としても知られる中部国際空港は、海上に作られた人口島です。そのため名古屋鉄道や道路によるアクセス以外にも、三重県津市方面へ高速船の航路があることが特徴です。

advertisement

第3位:羽田―広島(125万2430人)

 第3位は「羽田―広島」でした。2022年の旅客数は125万2430人、運航回数は1万1182回です。羽田空港から広島空港までの所要時間は、約1時間30分。2023年11月現在、JALとANAの便が就航しています。

 三原市に立地している広島空港から広島市内へは、バスやJRを利用して移動可能。また、尾道・福山・呉など県内各所へもアクセス手段が用意されています。

advertisement

第2位:羽田―熊本(139万86人)

 第2位は「羽田―熊本」でした。2022年の旅客数は139万86人、運航回数は1万2443回です。羽田空港から熊本空港までの所要時間は、約2時間。JALやANA、ソラシドエアが就航しています。

 上益城郡益城町にある熊本空港は、JR熊本駅や熊本県庁まで車で40〜50分ほどの距離。熊本市内や県央方面をはじめ、県南部や阿蘇方面、周辺県へ向かうリムジンバスが運行されています。

advertisement

第1位:羽田―鹿児島(177万4171人)

 第1位は「羽田―鹿児島」でした。2022年の旅客数は177万4171人、運航回数は1万5063回となっています。羽田空港から鹿児島空港への所要時間は約2時間。JAL・ANAのほか、ソラシドエア、スカイマークの各社が就航しています。

 鹿児島空港は霧島市にあり、鹿児島市内や周辺地域へはリムジンバスが運行されており、利用すればスムーズに移動できます。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

関連タグ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

「乗り物」のアクセスランキング