「老舗企業の割合が高い都道府県」ランキングTOP5! 第1位は「京都府」【2023年最新調査結果】

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 信用調査会社である帝国データバンクは、2023年10月に「特別企画: 全国「老舗企業」分析調査(2023 年)」を公開しました。本記事ではその中から、老舗企業率の高い都道府県ランキングを発表します。

 同社によると業歴100年を超える老舗企業は、2023年9月時点で4万3631社。はたして、最も老舗企業の割合が高い都道府県はどこなのでしょうか。早速ランキングを見てみましょう。

 なお、このランキングは「老舗企業の実数」ではなく、全企業数に占める老舗企業の割合(老舗企業出現率)で順位を付けています。

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調査概要

調査期間2023年9月
調査対象企業概要ファイル「COSMOS2」(2023年9月時点、約147万社収録)に加え、独自で収集し営業の実体が確認できた企業を元に、創業・設立から100年を超えている企業を「老舗企業」と定義して分析
有効回答数4万3631社

(出典元:全国「老舗企業」分析調査(2023年)| 株式会社 帝国データバンク[TDB]

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「老舗企業の割合が高い都道府県」ランキング

画像:PIXTA
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第2位:山形県

画像:写真AC

 第2位は5.18%で「山形県」でした。同社によると、日本海側は江戸時代中期から明治時代にかけて北海道から大阪を結ぶ「北前船」の寄港地が多く、山形県も古くから商業の拠点となっていたことが老舗企業率の高さに影響していると考えられるようです。

 安土桃山時代から続く酒蔵「東光」や創業300年続く旅館「萬国屋」など、昔からの家業を引き継ぐ企業が多く存在しています。

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第1位:京都府

画像:写真AC

 第1位は5.26%で「京都府」でした。古くから都として繫栄していたこと、また、戦争での被害が比較的小さかったことが高い老舗企業率に起因したと考えられています。加えて、現在も観光地として栄えており伝統と現代ニーズを合致させる力も影響しているのではないでしょうか。

 創業1000年を超える飲食店として日本最古の老舗あぶり餅店「一文字屋和輔」や、創業150年を超える「福井徳製畳店」など、日本の伝統を守り続ける老舗企業が多く残っています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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