特定の分野におけるスペシャリストである国家公務員専門職。税金に携わる「国税専門官」や、国有財産を管理する「財務専門官」などが該当し、それぞれ合格倍率の高い試験をクリアしてはじめて就ける職です。
中でも特に合格倍率が高く、合格が難しいのはどの職種なのでしょうか? 本記事では人事院「公務員白書 令和4年度 年次報告書」をもとに「合格倍率の高い国家公務員(大卒・専門職)ランキング」を紹介します。それではランキングを見ていきましょう!
なお、本ランキングは試験機関が人事院である大学(大学院)卒業程度の専門職と、試験機関が外務省である外務省専門職員(大学卒業程度)を対象とし、その2022年度の国家公務員採用試験において、合格倍率が高かった順に職種をランキング化したものです。
(出典元:人事院「公務員白書 令和4年(2022年)度 年次報告書」)
合格倍率の高い「国家公務員(大卒・専門職)」ランキング

第2位:海上保安官(9.9倍)

第2位は「海上保安官」でした。合格倍率は9.9倍。
海上保安官は、海を舞台に治安の確保・海難救助・海洋環境の保全・自然災害への対応・海洋調査など、さまざまな業務を行う国土交通省の専門職。巡視船艇などの海上勤務以外にも、東京の本庁や地方の管区本部、海外での勤務など、さまざまな場で活躍できる機会があります。語学研修など各種研修も充実。2014年には「海上保安庁女性職員活躍・ワークライフバランス推進本部」を設置し、女性職員が活躍できる職場環境の整備にも注力しています。
2022年度の国家公務員(大卒・専門職)における申込者数は622人で、合格者総数は63人でした。申込者は男性が520人(合格者54人)、女性は102人(合格者9人)となっています。
第1位:皇宮護衛官(大卒程度試験)(37.3倍)

第1位は「皇宮護衛官(大卒程度試験)」でした。合格倍率は37.3倍。
皇宮護衛官は、皇居を中心に皇族に対する護衛、皇居・御所などの警備に従事する専門職。採用後は、警察庁の附属機関である皇宮警察本部に所属し、皇居や御用邸などで勤務。護衛のスキルはもちろん、乗馬・スキー・テニス・外国語などの幅広い素養が必要なため、研修・訓練によって高度な技術を培います。また、各国の元首や大使・公使の皇居参内時には、騎馬やサイドカーで護衛にあたることもあります。
2022年度の国家公務員(大卒・専門職)における申込者数は857人で、合格者総数は23人でした。申込者は男性が611人(合格者18人)、女性は246人(合格者5人)となっています。
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