総面積が広い「国公立大学」ランキングTOP30! 第1位は「北海道大学」【2023年版】
国公立大学は、高度な教育と地域における人材育成、そして地域の学術拠点として日本の発展に貢献してきました。大学には研究施設が整備されていることもあり、中には広大なキャンパスを持つ大学も点在しています。
そこで今回は、大学改革支援・学位授与機構が公開している「大学基本情報 2023」をもとに、「総面積が広い国公立大学」のランキングを紹介します。なお、本ランキングではキャンパスだけではなく、研究施設や病院、演習林なども含めた「総面積」でランキング化を行っています。
(出典元:大学改革支援・学位授与機構「大学基本情報 2023」)
総面積が広い「国公立大学」ランキング
第2位:東京大学(326.71平方キロメートル)
第2位は「東京大学」でした。総面積は326.71平方キロメートル。
東京都文京区に本部を置く東京大学は、1877年に創立されました。日本最難関の名門として知られ、最先端の研究施設が集結。世界的な水準での学問研究の牽引力であると同時に、公正な社会の実現、科学・技術の進歩と文化の創造に貢献する、世界的視野をもった市民的エリートの育成を目的としています。
同校は、関東・東海地方を中心にさまざまな施設があるほか、チリのアタカマ天文台など海外にも研究施設も有しています。中でも面積の大部分を占めるのは、北海道富良野市山部東町の農学生命科学研究科附属演習林(北海道演習林)。約227平方キロメートルもの面積を誇り、さまざまな実験・研究を行っているほか、研究機関・団体などに対し研究・実習・研修のためにフィールドや資料を提供しています。
第1位:北海道大学(660.11平方キロメートル)
第1位は「北海道大学」でした。総面積は660.11平方キロメートル。
北海道札幌市北区に本部を置く北海道大学は、1876年に創立された「札幌農学校」を前身とする旧帝国大学。「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」を基本理念とし、豊かな人間性と高い知性、広い教養を身につけた、国際的に活躍できる人材の育成を目的としています。
札幌市内に広大なキャンパスを持つ同校ですが、総面積のほとんどを占めるのはやはり研究林。中でも「天塩研究林」「中川研究林」「雨龍研究林」は広大で、3つの研究林の合計が約617平方キロメートル。大学所有の森林として日本で最も北に位置する天塩研究林では、寒冷積雪地における森林の環境保全機能の解明など、さまざまな研究が行われています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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