【競馬】あなたが好きな平成の歴代「有馬記念」優勝馬はなに?【2023年版・人気投票実施中】
JRA(日本中央競馬会)主催の数あるG1レースの中で、1年を締めくくるレースといえば、中山競馬場で開催される「有馬記念」でしょう。今年2023年の第68回有馬記念は、12月24日に開催される予定。今からレースを楽しみにしている競馬ファンも少なくないのではないでしょうか。その年のファン投票で選ばれた、人気・実力を兼ね備えた強豪馬が集い、中山競馬場の芝2500mを駆け抜けます。
そんな有馬記念を制してきた競走馬たちは、いずれも競馬史に名を残す名馬ばかり。そこで今年も、「あなたが好きな平成の歴代有馬記念優勝馬は?」というアンケートを実施します! 最も印象に残っている平成の時代の名馬に投票してください。まずは、歴代優勝馬から3頭をピックアップして紹介しましょう。
オグリキャップ(第35回/1990年)
「オグリキャップ」は、地方競馬出身ながらその圧倒的な戦績で中央競馬へ進出し、1990年には年度代表馬にもなった競走馬。通称「芦毛の怪物」です。通算成績は32戦22勝(地方12戦10勝、中央20戦12勝)で、G1は4勝しています。
地方競馬から進出し数多くのライバルと死闘を演じたドラマ性や、芦毛というわかりやすい特徴、いつも一生懸命に走りきるひたむきさといった要素もあって、根っからの競馬ファン以外にも大人気となった名馬です。そんなオグリキャップの引退レースであり、見事に有終の美を飾った1990年の「第35回有馬記念」では、ウィニングラン時に大観衆の「オグリ」コールが響き渡りました。
テイエムオペラオー(第45回/2000年)
「テイエムオペラオー」は、1998年から2001年にかけて活躍した競走馬。通算成績26戦14勝のうちG1レース7勝を誇る名馬です。底知れないスタミナと瞬発力を兼ね備えており、2000年には「天皇賞(春)」「宝塚記念」「天皇賞(秋)」「ジャパンカップ」「有馬記念」を完全制覇し、年間無敗を達成しました。
そんなテイエムオペラオーが優勝した2000年の「第45回有馬記念」ですが、出走前には壁に顔面を強打してケガをしてしまうというアクシデントが発生。さらにレースではライバルたちの徹底マークにあって進路を塞がれ大苦戦となったものの、見事に勝利。逆境を覆した渾身のレースでした。
ダイワスカーレット(第53回/2008年)
「ダイワスカーレット」は、2006年から2008年にかけて活躍した“ミス・パーフェクト”の異名を持つ競走馬。通算成績は12戦8勝、しかも敗れた4レースはすべて2着の「12戦連続連対」という牝馬最多記録を持っています。同時代に歴代最強牝馬といわれたウオッカとは、同じ2004年生まれの牝馬同士であり宿命のライバルという関係でした。
そんなダイワスカーレットが優勝したのが、2008年に開催された「第53回有馬記念」。牝馬としては実に37年ぶりとなる有馬記念制覇という快挙を成し遂げました。翌年、ドバイワールドカップを目指して調整していたダイワスカーレットですが、故障が判明し、惜しまれつつも現役を引退。この有馬記念が事実上のラストランとなりました。
あなたが好きな平成の歴代「有馬記念」優勝馬は?
ここまで、平成の歴代優勝馬から3頭を紹介しました。その年の最後の大舞台という性質から、競走馬たちの引退レースとなるケースも多く、毎年劇的なドラマが生まれる有馬記念。2023年はどんなレースになるのか、今から楽しみですね。
なお、選択肢には、1989年の第34回から2018年の第63回まで、平成の歴代優勝馬27頭を用意しています。連覇や複数回優勝を成し遂げている名馬も多い中、あなたが好きな優勝馬にご投票ください。
また、各優勝馬の魅力や印象に残っているレース展開なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんの投票をお待ちしています!