4月19日から5月2日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きなキン肉マンの関節技・固め技は？」というアンケートを実施していました。

　投票対象は、漫画『キン肉マン』で使われた「関節技・固め技」25種類。好きな技が選択肢にない場合は「その他」に投票していただき、コメントで技の名前を教えてもらいました。

　今回のアンケートでは、総数701票もの投票をいただきました。ありがとうございます！　それでは、結果を見ていきましょう。

第10位：魔のショーグン・クロー（悪魔将軍）

　第10位は「魔のショーグン・クロー（悪魔将軍）」でした。得票数は11票、得票率は1.6％となっています。

　「魔のショーグン・クロー」は悪魔将軍が使うアイアン・クローです。巨体のバッファローマンですら片腕で持ち上げてしまうほどの腕力で、悪魔将軍の強さを誇示しました。

第9位：キン肉スペシャル（キン肉マン）

　第9位は「キン肉スペシャル（キン肉マン）」でした。得票数は14票、得票率は2％となっています。

　「キン肉スペシャル」はキン肉マンが使う技で、アントニオ猪木さんの卍固めをより複雑にした技です。作中では「なにやらわけのわからないホールドである」と紹介されていました。

第8位：スピニング・トーホールド（テリーマン）

　第8位は「スピニング・トーホールド（テリーマン）」でした。得票数は15票、得票率は2.1％となっています。

　「スピニング・トーホールド」はテリーマンが使用する技です。テリーマンのモデルとなったプロレスラー、テリー・ファンクさんの代名詞とも言える技で、「スピニング・トゥホールド」と表記されることもあります。

第7位：喧嘩スペシャル（ネプチューンマン）

　第7位は「喧嘩スペシャル（ネプチューンマン）」でした。得票数は17票、得票率は2.4％となっています。

　「喧嘩スペシャル」は、ネプチューンマンがかつて喧嘩男（ケンカマン）と名乗っていた頃から使っている必殺技です。卍固めを元に作られており、左足を使って背後から相手の右腕と右脚をロック、両手で相手の左腕を手前に引きつけるという技。超人硬度10のケンダマンが真っ二つになるという圧倒的な力を見せつけました。

　この技は「クォーラルスペシャル」「けんかスペシャル」のふたつの読み方がありますが、アニメ版では後者が定着しています。

第6位：デビル・トムボーイ（スプリングマン）

　第6位は「デビル・トムボーイ（スプリングマン）」でした。得票数は18票、得票率は2.6％となっています。

　「デビル・トムボーイ」は、悪魔超人スプリングマンの必殺技です。相手を体内に捕らえ、バネの力で締め上げるという技。この技を受けたウルフマンはバラバラになってしまい、読者に大きな衝撃を与えました。

第5位：テキサス・クローバー・ホールド（テリーマン）

　第5位は「テキサス・クローバー・ホールド（テリーマン）」でした。得票数は31票、得票率は4.4％となっています。

　「テキサス・クローバー・ホールド」は、テリーマンが使用する技です。こちらもテリーマンのモデルとなったテリー・ファンクさんが使用していた技で、日本では「四つ葉固め」とも呼ばれています。作中では悪魔超人サンシャイン相手に使用し、ギブアップ寸前まで追い込みました。

第4位：キャメルクラッチ（ラーメンマン）

　第4位は「キャメルクラッチ（ラーメンマン）」でした。得票数は54票、得票率は7.7％となっています。

　「キャメルクラッチ」はラーメンマンの代表的な必殺技です。パワーが高ければ高いほど残虐であり、相手の体を真っ二つにすることも可能。作中では残虐超人時代のラーメンマンがブロッケンマンにこの技を使用して惨殺したほか、「キン肉星王位争奪編」では技巧チームの次鋒であるモーターマンを撃破しています。

　ちなみにアニメ版では、ブロッケンマンの身体をへし折った後、伸ばしてラーメンにしてしまいました。

第3位：超人絞殺刑（キン肉マン）

　第3位は「超人絞殺刑（キン肉マン）」でした。得票数は65票、得票率は9.3％となっています。

　「超人絞殺刑」はキン肉マンの必殺技であり、「48の殺人技」のひとつです。ロープを使った絞め技で、相手の両手をロープ越しにつかみ、両足で相手の首を絞め落とす技。全体重が相手の首にかかる非常に強力な技で、作中では頻繁に使用されていました。

第2位：タワー・ブリッジ（ロビンマスク）

　第2位は「タワー・ブリッジ（ロビンマスク）」でした。得票数は118票、得票率は16.8％となっています。

　「タワー・ブリッジ」はロビンマスクが使用する必殺技です。形はアルゼンチンバックブリーカーと同じですが、その目的はギブアップ狙いではなく、体を真っ二つにすること。後にその体勢のまま相手をマットに叩きつける「逆タワー・ブリッジ」や、四肢を失うもマンモスマンをロープに叩きつけた「ロープワーク・タワー・ブリッジ」など、多くの派生技が誕生しています。

第1位：パロ・スペシャル（ウォーズマン）

　第1位は「パロ・スペシャル（ウォーズマン）」でした。得票数は233票、得票率は33.2％となっています。

　「パロ・スペシャル」はウォーズマンの必殺技で、相手の背後から馬乗りになり、両足を使って相手をロックしつつ、相手の両手をチキンウイングで絞り上げげる技です。実在のプロレスラーであるジャッキー・パロさんが考案した技ですが、ウォーズマンが使用するのはオリジナルの技とは掛け手の前後が逆になっており、正確には「リバース・パロスペシャル」と呼ばれています。