【競馬】あなたが一番好きな平成の歴代「有馬記念」優勝馬はなに?【2021年人気投票実施中】
JRA日本中央競馬会が主催するG1レースの中でも、一年を締めくくるレースといえば中山競馬場で開催される「有馬記念」でしょう。今年2021年は、12月26日に第66回が開催予定となっており、今からレースを楽しみにしている競馬ファンも少なくないのではないでしょうか。その年のファン投票で選ばれた人気・実力を兼ね備えた強豪馬が集い、中山の芝2500mを駆け抜けます。
そんな有馬記念を制した競走馬たちは、競馬史に名を残す名馬ばかり。そこで今回は「あなたが好きな平成年代の有馬記念歴代優勝馬は?」というアンケートを実施します! 最も印象に残っている平成の名馬にご投票ください。それではまず、歴代優勝馬から3頭をピックアップして紹介しましょう。
オグリキャップ(第35回/1990年)
オグリキャップは地方競馬出身ながらその圧倒的な戦績で中央競馬へ進出し、1990年には年度代表馬にもなった、通称「芦毛の怪物」です。通算成績は32戦22勝(地方12戦10勝、中央20戦12勝)で、G1は4勝しています。
地方競馬から成りあがって数多くのライバルと死闘を演じたドラマ性、芦毛という分かりやすい特徴、いつも一生懸命であきらめず走りきるひたむきさといった要素もあって、子どもや女性など根っからの競馬ファン以外にも大人気となった名馬でした。そんなオグリの引退レースであり、有終の美を飾った1990年の第35回有馬記念では、ウィニングラン時に大観衆の「オグリ」コールが響き渡りました。
テイエムオペラオー(第45回/2000年)
テイエムオペラオーは通算成績26戦14勝、そのうちG1勝利数は7勝を誇る名馬です。底知れないスタミナと瞬発力を兼ね備えており、2000年には春の天皇賞、宝塚記念、秋の天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念を完全制覇し、年間無敗を達成しました。
そんなテイエムオペラオーが優勝した2000年の第45回有馬記念ですが、出走前には壁に顔面を強打してケガをしてしまうというアクシデントが発生。さらにレースではライバルたちの徹底マークにあって進路を塞がれ大苦戦となったものの、見事に勝利。逆境を覆した渾身のレースでした。
ダイワスカーレット(第53回/2008年)
「ミス・パーフェクト」ことダイワスカーレットは、通算成績12戦8勝、しかも未勝利レース4回ともすべて2着の「12戦連続連対」という牝馬最多記録を持つ名牝です。同時代に歴代最強牝馬といわれたウオッカとは、同じ2004年生まれの牝馬同士であり宿命のライバルという関係でした。
そんなダイワスカーレットが優勝したのが、2008年に開催された第53回有馬記念。牝馬としては実に37年ぶりとなる有馬記念制覇という快挙を成し遂げました。翌年、ドバイワールドカップを目指して調整していたダイワスカーレットですが、故障が判明し、惜しまれつつも現役を引退。この有馬記念が事実上のラストランとなりました。
まとめ
ここまで、平成の歴代優勝馬から3頭を紹介しました。その年の最後の大舞台という性質から、競走馬たちの引退レースとなるケースも多く、毎年劇的なドラマが生まれる有馬記念。今年はどんなレースになるのか、今から楽しみですね。
なお、選択肢には、1989年の第34回から2018年の第63回まで、平成の歴代優勝馬27頭を用意しています。中には連覇や複数回優勝を成し遂げている名馬も多い中、あなたが一番好きな優勝馬にご投票をお願いします。また、各優勝馬の魅力や印象に残っているレース展開なども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!