「魚料理」がおいしいと思う都道府県はどこ?【2023年度版・人気投票実施中】
国民食である寿司をはじめとして、魚料理が充実している日本。国内の魚料理には地域性があり、旅先での醍醐味の一つでもあります。港町ならではの新鮮な魚介から、山間部で親しまれてきた保存食まで、ひとくちに魚料理といってもさまざまです。
そこで今回は、「魚料理がおいしい都道府県は?」というテーマでアンケートを実施します。お気に入りの魚料理があるという人は、ぜひ投票をお願いします。ここでは、3つの地域の魚料理を簡単に紹介します。
北海道
海に囲まれた広大な北海道では、地域ごとにさまざまな海産物がたくさん獲れます。海鮮丼などの海の幸を目的に、北海道旅行を計画する人も多いでしょう。道内の回転寿司店では、ネタが大きめでハイクオリティなお寿司を楽しめます。
北海道の魚料理で有名なのは、サケをぶつ切りにして野菜と煮込んだ「石狩鍋」、サケやマスを凍らせて食べる「ルイベ」、酒のつまみにぴったりの「鮭とば」など。また、サケやニシン、タラなどを使った「三平汁」や、ホテイウオ(ゴッコ)を具にした「ゴッコ汁」といった、身体の温まる料理が豊富です。
石川県
石川県も、魚介系のご当地食材が多いグルメ県。特に金沢市内の近江町市場が有名で、豪華な海鮮丼などが食べられる観光スポットとしても人気です。また、日本海近海で獲れる「のどぐろ」は、石川県を象徴する魚として知られています。
石川県の郷土の魚料理としては、鯛の中に卯の花(おから)を詰めて蒸す「鯛の唐蒸し」があります。主に金沢市周辺で、お祝いの席に出される魚料理です。また、フグの卵巣を2年以上も塩漬け・糠漬けにして毒を抜いた「フグの卵巣の糠漬け」も、石川県ならではの珍味です。
沖縄県
国内で唯一、全域が亜熱帯気候に属する沖縄県。グルクン(タカサゴ)やタマン(ハマフエフキ)など、派手な色や形をした南方系の魚が多く獲れます。また、アカジンミーバイ・マクブ・アカマチの「沖縄3大高級魚」も有名で、いずれも汁にするとダシがよく出て美味です。
ほかにも沖縄県には、ハリセンボンの「アバサー汁」やイカを墨ごと使った「 イカ墨汁」など、独特の食材の料理がいろいろあります。沖縄本島からおよそ340km離れた大東諸島では、「大東寿司」も有名。八丈島の「島寿司」が移住者により伝えられたものといわれ、タレに漬け込んだネタと甘酢のシャリが特徴です。
「魚料理」がおいしいと思う都道府県は?
記事で紹介したのはいずれも海へのアクセスに恵まれた地域ですが、魚料理は海から離れていても全国津々浦々に存在します。みなさんのお気に入りの魚料理があれば、ぜひこの機会に投票に参加してください。