【寅さん】映画「男はつらいよ」マドンナ人気ランキング! 1位は「リリー」の浅丘ルリ子さん【2021年最新調査結果】
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2021年4月24日から5月7日まで、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きな『男はつらいよ』のマドンナはだれ?」というアンケートを実施しました。
今回のアンケートでは、総数5115票の投票をいただきました。ありがとうございます! それでは、結果を見ていきましょう。
第10位:後藤久美子(及川泉)
第10位は後藤久美子さん。得票数は146票、得票率は2.9%です。
後藤久美子さんが演じた「及川泉」は、42作目「ぼくの伯父さん」、43作目「寅次郎の休日」、44作目「寅次郎の告白」、45作目「寅次郎の青春」、48作目「寅次郎紅の花」にマドンナとして登場。寅さんの甥・満男の高校の吹奏楽部の後輩で、恋の相手となります。
コメント欄では、「泉ちゃんが登場すると流れるBGMも雰囲気がぴったりハマっていました」との声があがっていました。なお、2019年に公開された50作目「お帰り 寅さん」にも出演しており、国際結婚をしてヨーロッパに住んでいることが明かされています。
第9位:榊原るみ(太田花子)
第9位は榊原るみさん。得票数は183票、得票率は3.6%です。
榊原さんが演じたのは、7作目「奮闘篇」のマドンナ「太田花子」。青森県から出てきて静岡県の紡績工場で働く、知的障害を持つ少女です。その純真無垢さに寅さんは惹かれていき、一時は本気で結婚を考えるほどに。コメント欄では、「館内で思わず落涙したのを覚えています」というコメントをいただきました。
第8位:八千草薫(志村千代)
第8位は八千草薫さん。得票数は191票、得票率は3.7%です。
八千草さんが演じた「志村千代」は10作目「寅次郎夢枕」に登場。寅さんとは幼なじみで、最初の結婚に失敗した後、柴又で美容院を開いていました。
コメント欄では「寅さんを本当に必要としたのはお千代坊だったと思います。お千代坊があれからどうなったかと考えると胸が痛みます。一緒になってもらいたかったと今でも思います……」「お千代坊だなー。雰囲気が上品でほんとにすき」という声がありました。
第7位:大原麗子(水野早苗)
第7位は「水野早苗」役の大原麗子さん。得票数は230票、得票率は4.5%です。
水野早苗は、22作目「噂の寅次郎」に登場。離婚を決意して夫と別居し、とらやで働き始めたところ寅さんと出会います。旅に出るためとらやを出ようとしたタイミングで美しい早苗と出会った寅さんは、仮病を使ってまで店に残ろうとしますが、救急車で運ばれる騒動に……。
なお、大原さんは34作目「寅次郎真実一路」でもマドンナ・富永ふじ子を演じています。こちらは140票で11位となっていました。
第6位:いしだあゆみ(かがり)
第6位はいしだあゆみさん。得票数は235票、得票率は4.6%です。
いしださんが演じた「かがり」は29作目「寅次郎あじさいの恋」に登場。人間国宝の陶芸家・加納作次郎の家に住み込みで働いているところ、寅さんと出会います。失恋した自分を優しくなぐさめてくれた寅さんにマドンナのかがりの方が惚れてしまい、積極的にアタックしてくる姿が印象的。
第5位:松坂慶子(浜田ふみ)
第5位は「浜田ふみ」役の松坂慶子さん。得票数は319票、得票率は6.2%です。
27作目「浪花の恋の寅次郎」で登場する浜田ふみは、大阪の芸者。寅さんのすすめで、生き別れた弟に会いに行くことになります。コメント欄で「松坂慶子さんの『友達なのにチップをあげるのはおかしくない?』というところが、印象的です」という声があがったように、ふみがチップを断る場面が名シーンとして知られています。
なお、松坂さんは46作目「寅次郎の縁談」でもヒロイン・葉子として登場。こちらは110票で14位となっています。
第4位:竹下景子(石橋朋子)
第4位は「石橋朋子」役の竹下景子さん。得票数は348票、得票率は6.8%です。
石橋朋子は32作目「口笛を吹く寅次郎」に登場するマドンナです。寺の住職の娘である朋子に惚れてしまった寅さんが、住職の代わりに見よう見まねで法事を執り行う姿は必見。最後の柴又駅のシーンも印象的ですよね。コメント欄では、「私だったらあのまま寺で修行しつつ結婚するなあ」との声もありました。
なお、竹下さんは朋子役を含めると3度マドンナとして登場。38作目「知床慕情」のマドンナ・上野りん子は117票で12位、41作目「寅次郎心の旅路」でのマドンナ・江上久美子は77票で17位でした。
第3位:吉永小百合(高見歌子)
第3位は吉永小百合さん。得票数は358票、得票率は7.0%です。
吉永小百合さんが演じた「高見歌子」は9作目「柴又慕情」と13作目「寅次郎恋やつれ」に登場。初の再登板マドンナとなり、大きな話題になったそうです。小説家の父親との関係に悩む女性として登場し、「本当の幸福とは何か」について真剣に考える姿が描かれます。
第2位:太地喜和子(ぼたん)
第2位は太地喜和子さん。得票数は459票、得票率は9.0%です。
太地喜和子さんが演じたのは、小京都とも呼ばれる兵庫県龍野の芸者「ぼたん」。17作目「寅次郎夕焼け小焼け」に登場し、気前の良い姉御肌という性格もあり、寅さんと意気投合しました。コメント欄では「さっぱりとした性格が寅さんとお似合いだと思う」「ぼたんのにぎやかで軽快な性格が好き。太地喜和子さんの笑顔はほんと素敵だった」という声がありました。
第1位:浅丘ルリ子(リリー)
第1位は浅丘ルリ子さん。得票数は1130票、得票率は22.1%です。
浅丘ルリ子さんが演じた「リリー」は、11作目「寅次郎忘れな草」、15作目「寅次郎相合い傘」、25作目「寅次郎ハイビスカスの花」、48作目「寅次郎紅の花」、リマスター版として制作された49作目「寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」に登場。
リリーは旅回りの歌手で、寅さんとは北海道・網走で出会い、似たような境遇から意気投合しました。その後、他の男性との結婚と離婚、入院、寅さんとの同棲などが描かれます。2020年公開の50作目「お帰り 寅さん」では、小さなジャズ喫茶を経営していることが明かされました。
コメント欄では、「唯一、お互いの気持ちをぶつけ合ってケンカしたのはリリーだけ! 似た者同士の2人だからこそ分かりあえすぐに仲直りも出来る」「リリーがとらやの居間で寅さんにプロポーズしたシーンが忘れられません。本当は嬉しいのに、はぐらかす辺り寅さんらしいなぁと思いました」「リリーは寅さんが貫いた男の美学をバッサリと切り捨て、女性の考えを教えてくれた。勉強になりました」などのコメントが寄せられていました。
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