永住したい「愛媛の街」はどこ?【人気投票実施中】
四国地方の北西部に位置し、宇和海と瀬戸内海に面する愛媛県。複雑な海岸線が広域に形成され、風光明媚なスポットが充実しています。季節の移り変わりを感じながら、のんびりと暮らせるため、移住先としても注目を集めているようです。2022年度の移住者数は7162人となり、過去最高の人数を記録しました。
そこで今回は、「永住したい愛媛の街はどこ?」というアンケートを実施します。ぜひ投票にご参加ください! まずは編集部が選んだ3つの市を紹介します。
松山市
県の中央部に位置し、県庁所在地である「松山市」。四国地方で最も人口が多い街です。
コンパクトなまちづくりの推進によって、旧城下町と松山市駅の周辺に主要な生活施設が集まっています。さらに、路面電車をはじめ、公共交通網が発達しているため、幅広い年代が中心街に出かけやすい環境です。
また、夏目漱石や正岡子規など名だたる文豪たちが通った「道後温泉」、およそ4半世紀をかけて建設された「松山城」など、歴史情緒あふれる観光地が多数あります。
今治市
県の北東側に位置する「今治市」。造船業とタオルの生産が盛んで、四国地方を代表する工業都市です。
来島海峡をまたいで、島しょ部や広島県尾道市とつながっている「しまなみ海道」は、瀬戸内の島々がおりなす絶景を眺めながら、自転車で走行できる点が大きな魅力。サイクリストの聖地として知られています。
また、今治といえば、村上海賊ゆかりの地としても有名です。戦国時代に村上海賊が海上交通を取り仕切っていた歴史を物語る史跡や伝統芸能が、各地に残されています。『田舎暮らしの本』2月号(宝島社)の「2023年版住みたい田舎ベストランキング」(人口10万人以上20万人未満のまち)において、全4部門で第1位を獲得した点も魅力的ですね。
宇和島市
県の西南側に位置する「宇和島市」。江戸時代に伊達政宗の長男が宇和島藩の藩主に就任して以降、宇和島城の周囲が発展し、伊達十万石の城下町の異名で親しまれるようになりました。
現在も白壁が美しい12の天守や、精巧な技術が光る石垣、そして風格のある武家長屋門などが残り、当時の雰囲気を伝えています。
その一方で、かんきつ類の栽培と、ブリやタイの養殖が盛んで、食資源の宝庫でもあります。リーズナブルな価格帯でおいしいものを味わえるのは、うれしいですよね。
あなたが永住したいと思う愛媛の街は?
穏やかな気候に恵まれていて、住みやすさ抜群の愛媛県。今回のアンケートでは、20の市町を選択肢に用意しました。一生涯にわたって住みたいと思う街にぜひ投票してください。また、実際に住んでみて素晴らしいと思った街のポイント、訪れた時に感じた街の魅力など、コメントもお待ちしています!
参考
- 愛媛県庁/令和4年度における移住者数・移住相談件数がまとまりました(愛媛県)
- 愛媛ってどんなところ?(えひめ移住ネット)
- 松山市コンパクトシティ推進協議会(松山市)
- 夏目漱石と「坊っちゃん」(松山市)
- 【松山王道コース】松山を1日で観光するならこちらがおすすめ!松山の見所を1日で巡るコース。(松山市公式観光情報サイト)
- 公益社団法人 今治地方観光協会(瀬戸内しまなみ海道 おいでや!いまばり)
- 文化(日本遺産 村上海賊)
- 【2023年版 第11回「住みたい田舎」ベストランキング発表】過去最多!人口別7グループ、4部門を設置!(PR TIMES)
- 宇和島城(うわじま観光ガイド)
- 長門丸(ながとまる)石垣解説―宇和島城石垣指南その1(宇和島ココロまじわうトコロ)