【エール第5週】美しいハーモニーと志村けんさんの名演に涙! 「エール」ネット上の反応は?
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明治42年、福島の老舗呉服店に生まれた少年が、戦前戦中戦後と駆け抜け、音楽の力で傷ついた人々の心を勇気づけようと、多くの名曲を生み出していく物語「エール」。今週も視聴者の評価と感想をお届けします。
「エール」第5週(4月27日〜5月1日放送)のあらすじ
音(二階堂ふみ)の真意を確かめようと、裕一(窪田正孝)が、突然豊橋の関内家を訪問する。光子(薬師丸ひろ子)は、裕一の来訪を喜ぶ音に、裕一との関係を断ち切るように言う。一方、福島では裕一の姿が見えなくなったことで騒ぎが起こっていた。
伯父の茂兵衛(風間杜夫)は行き先を知っているはずと三郎(唐沢寿明)を問い詰めるのだが…。茂兵衛はすぐにでも裕一を養子として正式に権藤家を継がせたいと考えていた。 (『エール』公式サイトより)
「エール」第5週のネット上での評価
ネット上での「エール」第5週の評価は、「ポジティブ」が 86.9%となりました。
第5週最大の盛り上がりポイントは5月1日、豊橋で演奏会を開催した第25回でした。
エール第5週で最も盛り上がったシーンは、5月1日放送の第25回です。この日、裕一と音は豊橋の演奏会にて、初めての同じ舞台に立って音楽を届けました。また終盤では、志村けんさん演じる日本屈指の作曲家・小山田耕三が登場。これには、いつもエールの次に放送される番組「あさイチ」の出演者も驚いたようです。特にネット上では、 志村さんの登場で目をうるませる近江アナウンサーに対し、共感した視聴者が多数いました。
裕一と音がデートする様子に胸キュン!
4月27日放送の第21回では、裕一が衝動的に関内家を訪れてしまいました。最初は戸惑いを隠せなかったものの、裕一の気持ちがうれしい音は、裕一に関内家思い出の地を紹介しました。父との思い出が詰まった海辺を訪れたシーンには、「音がパパへ裕一を紹介しているようなデートに涙。ジワジワ引き込まれています」「2人のデートシーンにキュンキュンしてしまった。定番だけどいいなぁ~海辺デート!」と感嘆のコメントが寄せられています。
4月28日放送の第22回は、浴衣姿でデートするシーンが印象的でした。裕一と音のデートを羨ましく思う視聴者が続出し、「今日の朝ドラのエールを何回も見ている。愛しい人とお祭りデートしたい!」などの感想がアップされています。また、2人の仲むつまじい姿から、「おおらかな裕一と2人で居ると凄く良い表情を見せる音。私の知っている朝ドラの中でもトップクラスでお似合いの2人だ」と感じている人もいました。演技派俳優と称されている窪田さんと二階堂さんの演技によって、大勢の視聴者が心をときめかせたようです。
珍プロポーズに笑い
4月29日放送の第23回では、裕一と三郎、音と光子、4人が対面しました。和やかな雰囲気で会話が始まったものの、裕一のプロポーズによって、空気が一変しました。結婚に反対している三郎と光子が言い合いを始めたのです。その様相は、「朝ドラ史上まれに見る珍プロポーズだ」「ドタバタプロポーズではあったけど、この4人が芸達者であるが故に実現できたのだろうね。こんなご時世なので、朝から笑える番組は大切だよな」と大きな反響を呼んでいます。
特に、興奮した光子が薄皮饅頭を三郎の口に押し当てるシーンは、多くの人々を幸せな気持ちにしました。ネット上には、「三郎と光子のやりとりは、エールが始まって以来、一番笑いました」「薄皮饅頭の登場で、福島県民としては何かうれしい朝に! 関内家の居間で裕一が音にプロポーズする大変重要な回に『薄皮饅頭』が名脇役を務めました」などコメントが寄せられています。唐沢寿明さんと薬師丸ひろ子さんの掛け合いと巧みな演出が組み合わさり、視聴者の心が和んだことをうかがい知れます。
祐一と音の演奏会 & 志村けんさん登場に涙する人続出!
裕一と音は、興行師である鶴亀寅吉(古舘伊知郎)の提案を受け、豊橋で催された演奏会に参加しました。祐一が作曲を担当、音の妹である梅が亡き父・安隆(光石研)のことを思って作詞を担当した「晩秋の頃」を音が歌うシーンは多くの視聴者が感動したようです。「演奏会で音ちゃんが歌った『晩秋の頃』がとても素敵」「音ちゃんが歌った『晩秋の頃』。本当に美しく心に沁みて、自然に涙がこぼれる」といった声がつぶやかれています。
また終盤、日本屈指の作曲家・小山田耕三(志村けん)が登場し、視聴者の大きな反響を呼びます。「志村けんさんの登場回。最後のシーンに少しだったけど、大きな存在感」「予想外に真面目なカッコいい役で感慨深いです」など、日本の喜劇王が見せた演技に驚いた人も多くいました。
まとめ
裕一は、家出に近い状態で福島を飛び出しました。実際に音と会い、一緒に過ごす中、自分の人生に欠かせない存在であることに気づきます。音も裕一に惹かれ、2人は結婚の約束をしたのでした。そして、豊橋での演奏会が大盛況を収め、絆を強めます。演奏会の終了後、裕一は福島に帰り、音は本格的な指導を受けるために上京。再び遠距離になった2人には、数多くの試練が待ち構えているのでしょう。
今回紹介した「エール 第5週『愛の狂騒曲』」はAmazonプライム・ビデオのNHKオンデマンドで視聴できます。
次回は……
福島に帰った裕一は、まさ(菊池桃子)たちから音との結婚を反対されます。家族の生活と自分の夢、どちらを優先させるべきなのかと苦悩。再び音楽への気持ちを断ち切ろうとしますが、音は裕一の夢を諦めませんでした。東京のレコード会社を巡り、裕一の曲を売り込みます。裕一と音、2人の健気に助け合う様子が心を潤してくれるのではないでしょうか。
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