「飼われている猫種」ランキングTOP14！　第1位は「雑種」【2023年最新調査結果】（4/5）

解説

　第3位は、得票率4.3％の「アメリカンショートヘアー」でした。

　アメリカンショートヘアーは、17世紀に英国から新天地を求めてメイフラワー号に乗ったピューリタンが、ネズミを駆除するために連れて行った猫がルーツだとされています。アメリカ大陸に上陸した猫たちが繁殖し、ショートヘアの猫たちがアメリカンショートヘアーと呼ばれるようになりました。

　温厚かつ勇敢な性格で、他の猫や環境への対応力も高いため、飼いやすいところが特徴。運動神経に優れていて賢いため、ちょっとした指示であれば覚えてくれたり、名前を呼ぶと反応してくれる子もいるようです。そんなアメリカンショートヘアーは、20代・70代・30代から人気で、特に20代から高い人気を集めています。

解説

　第2位は、得票率4.4％の「スコティッシュフォールド」でした。

　スコティッシュフォールドは、1960年代にスコットランドで発見された折れ耳の白猫「スージー」から始まりました。その愛らしさに魅了され、繁殖を試みたことで誕生した猫種です。当初は骨格や聴力などが弱い子が多かったため、イギリスでは繁殖が中止されましたが、アメリカで遺伝性疾患の影響を小さくする試みが行われ、猫種として確立されました。

　人懐っこく穏やかな性格で、子どもや他の先住猫などとの相性も良く、環境の変化にも強いため、飼いやすい猫種といわれています。注意点としては、運動量が多くないため肥満にならないようにすることと、折れ耳の子は特に小まめに耳掃除をしてあげることです。そんなスコティッシュフォールドは、30代・40代・20代から人気を集めています。