【作品解説付き】「パプリカ」など、名作を生み出した今敏監督のアニメ作品、どれが一番好き? ~アンケート実施中~
リアルな描写にこだわりながら夢と現実の間を描く作風で、稀代のアニメ監督といわれる今敏さん。2010年に46歳の若さで逝去しましたが、生前に残したアニメ映画作品はいずれも国内外で評価が高く、押井守監督と並んで巨匠と称されるほか、キャリアを重ねていれば宮崎駿監督を超えたともされ、その才能を称える声は今も絶えません。
ねとらぼ調査隊では、今敏監督の鮮烈なアニメ作品の中から人気投票を開催しています!ファンの方は、一番好きな今監督作品にぜひ投票してくださいね。
それでは、アンケート対象となっている今敏監督作品の紹介です。
PERFECT BLUE
1997年上映のアニメ映画で、作家の竹内義和先生の小説を原作としています。
原作を大幅にアレンジした展開と、過激な描写の数々が特徴。上映当時はR-15(日本国内)指定となっていました。アイドルとして活動していた主人公・未麻が女優に転身した後、ストーカーからの脅迫などを受けるうち、連続殺人事件に巻き込まれていくサイコホラー。
「あなた、誰なの?」が心に残りますよね。
千年女優
2002年に上映されたアニメ映画で、女優の原節子をモデルにある女優の半生を描いています。
主人公の過去と映画の世界が交わり合っていく作風は、夢と現実の間を描く今監督ならではの手法。主人公・千代子が引退後に自身の過去を語り出すと、かつて自身が出演した映画の世界が交錯していきます。混沌とした展開や仕掛けに引き込まれる作品。
東京ゴッドファーザーズ
東京を思わせる街を舞台にし、明るくテンポのよい雰囲気の中にも社会問題に切り込むなど挑戦的な作風の作品で、2003年に上映されました。緻密なストーリー展開を得意とする今監督作品の特徴が生かされ、偶然のつながりがぴったりはまっていく驚きの連続。ホームレス生活を送るギン・ハナ・ミユキが赤ん坊を拾うことから始まるヒューマンドラマ。
不思議な3人組ですが、見終えるとこの3人が良いってなります。クリスマスに見たくなる映画です。
パプリカ
作家・筒井康隆さんの小説を原作としたSFアニメ映画。
2006年に上映されましたが、構想は1997年頃からあり、筒井先生のラブコールで映画化が実現したといわれています。「DCミニ」と呼ばれる装置により、他人の夢に介入するサイコセラピーが行われる世界で、主人公・敦子たちが悪夢と現実を行き来し翻弄されていくサイコサスペンスの傑作。
アニメとしては、特に色彩が印象的な作品で、最初に見たとき、怖いくらい引き込まれました。
妄想代理人
今監督初となるテレビアニメ作品で、2004年に放送。
アニメ映画で国内外から高評価を受けていた今監督が紡ぐ、テレビアニメの枠を超えた本格サスペンスとして注目されました。キャラクターデザイナーの主人公・月子はある日、少年の通り魔に襲われますが、彼女の証言は不明瞭。やがて次々と通り魔事件が起き、月子との関係性が明るみになります。
オープニング映像が独特で、ちょっと怖くて、ふとした時に思い出します。これってあるあるですよね?
オハヨウ
2007年放送の、テレビ番組間スポットとして制作された作品。
1分間の短編で、その他番組スポットを制作したクリエイターには、押井守氏や新海誠氏などもいました。ある朝女性が朝目覚めてから、現実の動きと少し前の動きをずらして見せることで、夢うつつの状態を表現。そしてスッキリ目覚めるまでの手法にはため息が漏れます。
以上の作品が、投票の対象になります。下のアンケートから投票してください!
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