『スカーレット(朝ドラ)』第6週、大久保さんの「もう認めてたわ」 感動の荒木荘卒業。ネット上の反応は?

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 滋賀・信楽で育った少女が、やがて男性ばかりの陶芸家の世界に飛び込み、自分だけの陶芸を目指していく物語『スカーレット』。初めての職場である荒木荘からの卒業や、信楽に戻っての新しい生活が描かれた第6週、今週も視聴者の評価と感想をお届けします。

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「スカーレット」第6週(11/4~11/9放送)のあらすじ

  常治(北村一輝)から、マツ(富田靖子)が倒れたといううそで信楽に呼び戻された喜美子(戸田恵梨香)。これからは信楽に戻って働くよう命ぜられる。常治の仕事がうまくいかず、マツの薬代が払えないほどにひっ迫した家計状況や、家事負担がかかる直子(桜庭ななみ)らのつらさを知った喜美子は、美術学校への進学を諦めて帰郷する決意をする。

 さだ(羽野晶紀)らに事情を話すため大阪に戻った喜美子は、大久保(三林京子)から女中としての仕事ぶりを認められつつ、涙ながらに荒木荘を送り出される。すれ違いで直接別れを伝えられなかったちや子(水野美紀)には惜別の手紙を残す。

 信楽に帰った喜美子は、照子(大島優子)の実家の丸熊陶業で働くことに。そこで目にした絵付け火鉢に、興味をひかれる。 (『スカーレット』公式サイトより)

(C)NHK
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「スカーレット」第6週のネット上での評価

 ネット上での『スカーレット』第6週の評価は、「ポジティブ」に分類されるツイートが 69.2%となりました。やや低めの数字ですが、川原家の生活の厳しさや田舎の閉塞感が伝わってくる週前半の重い展開に、視聴者の反応も引っ張られたのかもしれません。

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第6週最大の盛り上がりポイントは11/7の「荒木荘卒業」

 第6週で最大に盛り上がったポイントは、11/7放送回で描かれた「喜美子の荒木荘卒業」でした。ネット上のユーザーからも好評だった、大阪編のラスト回です。

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「さよなら、荒木荘」

 喜美子にとって、働くことの厳しさや楽しさ、恋することの喜びや哀しみを知った場所。強い人や弱い人、夢を追う人など様々な大人と出会った荒木荘に別れを告げた日。Twitter上では、「朝から涙した」や「荒木荘の皆さん、ありがとうございました!」といった声で溢れました。視聴者の中には、荒木荘の生活に憧れを持つ人も多く、ついに大阪編・荒木荘編が終わってしまったことに寂しさを感じるという人もいたようです。

 また、荒木荘といえば「大久保さん」。次の人に仕事の引き継ぎを終えるまでは残ると口にした喜美子に、“かまへん、かまへん”と快く送り出した大久保さん。その優しさに満ちた心遣いに、多くのネットユーザーが反応。別れの挨拶をする喜美子に贈った、大久保さんの言葉を引用したツイートが目立ち、とても幸せで温かな気持ちになる、喜美子の荒木荘卒業を祝う日となりました。

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「毒親は常治か、マツか」

 スカーレット開始当初より、見事なダメ親父っぷりを披露する父、常治。喜美子を信楽に連れ戻すために母マツが倒れたと嘘をつき、娘の夢を全否定。喜美子が進学のために内職で貯えた貯金は、河原家の借金返済に使われる始末。この一連の流れに、常治への怒りのツイートが続出。本気で怒っている人、自分の境遇と喜美子の境遇を重ねる人など、様々な意見で盛り上がりました。また「毒親」という、話題性のあるワードを使う声が多かったのも印象的です。

 なお視聴者の中には、「両親とも毒親じゃないか?」や「マツのダメっぷりは、タチ悪い」といった母マツのダメさ加減に言及するツイートも目立ちました。ダメな両親が、よく出来る娘の喜美子に甘えているだけだと感じている人も多く、舞台が故郷信楽に移ってからは、河原家両親に向けたマイナスの声が明らかに増えています。そんな中、末っ子である百合子の無邪気さとさりげない毒に救われている人も。

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「運命の出会い」

 喜美子が新たな夢に出会った第6週。火鉢に描かれた鮮やかな筆絵に魅了され、眠れないほどに気持ちが高ぶる喜美子。朝早く絵付け作業場に佇み、かわいらしいクシャミで、喜美子の目を丸くさせるフカ先生こと、深野心仙(イッセー尾形)。喜美子と後の師匠との出会いは、第6週の締めくくりに訪れました。今後のストーリー展開にワクワクする声が多くある一方、フカ先生を演じるイッセー尾形さんのにじみ出るコミカルさにハマる人も……。

 また、喜美子が新たな夢に出会った瞬間。その表情を切り取り、夢に対する自分の想いをつぶやく人の姿も。喜美子の常に前向きで、楽しさを見つけようとする姿勢に、朝から前向きな刺激を受けた人もいたようです。さらに主演の戸田恵梨香さんに着目し、絵付けとの出会いを視線の繊細な表現だけで魅せる演技力に、賞賛の声をあげる人も多くいました。

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第7週は……

 火鉢の絵付け師である深野心仙に弟子入り志願する喜美子。その要望は「えーよ」のたった一言で許される。一方、喜美子の結婚相手探しをはじめた常治が、再び喜美子の夢の前に立ちはだかり……第7週は激動の予感です!

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